小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

施政方針演説

2024-02-01 04:05:52 | 雑感

令和6年1月30日に衆議院・参議院両院本会議において岸田総理により行われた施政方針演説の全文に目を通す。

一番印象に残った結語の部分を自分用メモとして。

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平成二十八年の熊本地震では、価値ある多くの陶芸品が破損しました。
それに手を差し伸べたのは、輪島塗の職人でした。
割れた陶器の破片を集め、漆と金でつなぎ合わせる輪島塗の「金継ぎ」という技法で、見事に修復しました。
被災地熊本の作品と、輪島塗の伝統技術が融合した新しい芸術作品は、美しい復興の象徴として人々に感動を与えました。
被災地を思う「絆の力」と、若者たちのアイデアと、クラウドファンディングによる支援が組み合わされ、日本の新たな力が輝いた瞬間でした。
同じ被災地だからこそ寄り添った対応ができる。
保健所への職員の派遣、寄付金事務の代行、被災鉄道への支援、若い世代も含め、今度は熊本から石川に「八年前の恩返し」の動きが広まっています。
伝統と若さ、民間企業と公的機関、地域社会とスタートアップ。
今回の震災の復興に当たっても、こうした様々な組み合わせによって生まれる「新たな力」が、能登を取り戻す原動力となっています。
「新たな力」は被災地にとどまるものではありません。
最初から世界での活躍を見据える志を持つ若者。
地域の課題を新たな技術で解決する試み。
国民一人一人が持ち場でコツコツと地道に取り組んでいる現場。
様々な場面で「新たな力」が生まれていることに気づかされます。
この営みをつなぎ合わせ、デジタル、グリーン、官民連携、スタートアップなどの新しい要素と組み合わせていく。
そうすれば、「明日は今日より良くなる日本」に向かう確かな力になっていくと確信します。
日本を変えていくこのチャンスを必ず掴み取る。
与野党それぞれの立場はありますが、議員各位とともに次の世代のために全力を尽くそうではありませんか。
国民の皆さんの御理解と御協力を重ねてお願い申し上げます。

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キーワードは「新たな力」。
様々な現場で生まれている「新たな力」。
デジタル、グリーン、官民連携、スタートアップなど、新しい要素の組み合わせが、より良い日本への力になっていく。
今こそ日本を変えていくチャンスだと訴える首相。

理想ばかり語るなかれなどと言ってはいけない。
リーダーは将来向かうべき方向を見定め、夢を語らなければならない。
人を動かす原動力は、常に夢である。
国民に夢を語り、鼓舞し、将来のビジョンを共有する。
施政方針演説で自分がいつも注目しているのは、夢の語る部分、その語り方だ。




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