新聞に北海道公立高校入試の当初出願状況が掲載されていた。
まずは、後志からでしょう。
昨年定員割れしたわが母校、小樽潮陵高校は、倍率1.1倍か。
倍率の低い高校はどこだろう。
蘭越高校 普通科 定員40名 出願4名 倍率0.1
岩内高校 地域産業ビジネス科 定員40名 出願4名 倍率0.1
小樽水産高校 情報通信科 定員40名 出願12名 倍率0.3
小樽水産高校 情報通信科 定員40名 出願12名 倍率0.3
樽水の情報通信科は、進学先、就職先もたくさんあるのだから、もっと人気があってよさそうだけど。
留萌、宗谷管内は、軒並み定員割れ。倍率は0.5程度
過疎化、少子化の厳しい現実が浮き彫りとなっていると言える。
管内の中心高校である留萌高校、稚内高校も定員割れだ。
根室管内 別海高校 酪農経営 定員40名に対して出願4名。
地域の基幹産業である酪農が厳しい現状に置かれている中で、酪農経営という職業科は不人気となり、あえてこの科を選択する生徒は、少ないということだろうか。
石狩管内をみると、札幌市内を中心に倍率は、それなりだ。
札幌啓成高校 理数科は、定員40名に対して出願85名 倍率2.1倍と人気だ。
人気の理由がそれなりにあるのだろう。
一方で、当別高校は、普通科、園芸デザイン科とも苦戦している。
道内で倍率2倍を超えている高校は、
札幌啓成高校 理数科 定員40名 出願85名 倍率2.1倍
函館商業高校 流通ビジネス科 定員40名 出願83名 倍率2.1倍
この2校のみ。
倍率の低い高校(出願1ケタ)は、
奈井江商業高校情報報処理科 定員40名 出願8名 倍率0.2倍
長万部高校 普通科 定員40名 出願7名 倍率0.2倍
八雲高校 総合ビジネス科定員40名 出願7名 倍率0.2倍
厚岸翔洋高校 普通科 定員40名 出願5名 倍率0.1倍
別海高校 酪農経営科 定員40名 出願4名 倍率0.1倍
根室高校 情報処理科 定員40名 出願3名 倍率0.2倍
高校入試の出願状況は、地域の少子化、過疎化の現状を如実に表している。
少子化、過疎化を計るモノサシとも言えるだろう。
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