昨日の北海道新聞に公立高校試験の最終出願倍率が掲載されていた。
後志管内を興味深く見る。
感じたこと。
①後志管内の最大人数は小樽潮陵高の6クラス240人。次いで、桜陽5クラス200人。自分たちのころは10クラス450人。少子化を改めて思う。
②岩内、倶知安、余市紅志含め、町村部は少子化がより深刻だ。
【募集に対する出願者の割合】
倶知安農業 生産科学科 募集40 出願16 0.4倍
岩内 地域産業ビジネス科 募集40 出願7 0.2倍
余市紅志 総合学科 募集80 出願35 0.4倍 (余市紅志=仁木商、古平、余市の3校を統合しH21開校)
③学科の名前が機械、土木、造船、栽培、商業など漢字でなく、「ビジネス」とか「システム」とか「マネジメント」とか・・・今風だなあ。
留萌管内の公立高校は全校定員割れだ。
羽幌高が募集80に対して出願37。
こうした状況で15人が必要なラグビー部を存続することがどれだけ大変なことか。
(羽幌高校ラグビー部=日本最北のラグビー部)
宗谷管内の高校もすべて定員割れ。
利尻高校は普通科が40に対して23、商業科が40に対して6。 合計して定員80人に出願29人。
厳しい現実がみてとれる。
後志管内よりも留萌や宗谷はさらに厳しい状況だ。
その町で唯一の高校が閉校すれば、過疎化に拍車をかけ、地域へ与える影響は甚大となる。
公立高校入試の出願状況は、私達のすぐ目の前にある厳しい現実を突き付けている。
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