近所から頂いたメダカ・・。外敵に襲われたりしていったんは15匹ほどまで減少したのですが、遺していた卵から孵化して150匹ほどに増えて、さらにその卵からどんどん孵化しています。下記のような密度の水槽がすでに4水槽になっています。さらに増殖中・・・。増えすぎもこまったもので、当方の蒐集品みたいなもの。ほどほどというのをわきまえないといけませんね。
さて本日は平福百穂の作品の紹介です。
平福百穂の真作は本当のなかなか市場に見当たらない、というよりやたら贋作が多いというのが当方の感想です。まずインターネットオークションはほとんどが贋作ですので入手するならかなりの鑑識眼は必要ですね。
本日はそのようなインターネットオークションから入手した作品です。
渓流鮎 平福百穂筆
絹本淡彩軸装 軸先象牙 共箱
全体サイズ:縦2180*横560 画サイズ:縦1250*横415
当方の蒐集対象の寺崎廣業や福田豊四郎らの日本画家の作品には贋作が横行していますが、その贋作のレベルは低いもので、よほどの間違いを起こさない限り贋作を入手することはないでしょう。郷里出身の洋画家の伊勢正義の作品は贋作は見たことがありませんが・・。
あくまでもかなりの経験値がないとインターネットオークションには手を出さないほうがいいでしょうが、通常の骨董店でも贋作は売っていますのでリスクは骨董店でも同じかもしれません。
平福百穂は好んで鮎を描いています。いままでに当方では贋作や印刷も含めて数点の鮎の作品を入手していますが、最近になってようやく真作にたどり着き始めています。何事も辛酸を舐め尽くしてある境地にたどり着くものです。小生の経験では登山も仕事も・・。
箱書、落款、印章に違和感はありません。作品中の印章は大正期から押印されている印章のようです。
ときには仕事においてはいつも同僚らに恵まれるかと思うと大違いで、身内こそ用心せねばならぬ時さえあるものです。このことはかなり堪えるものですがが骨董はまだその点はまし・・。ただすべては身から出た錆・・。