夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

2018年5月 保戸野窯

2018-05-31 00:01:00 | 陶磁器
帰省した5月の連休、帰郷の際に秋田市で途中下車し、市内で二人展を催している保戸窯の平野庫太郎氏に会ってきました。秋田県立美術館の館長も務めており、お忙しいところ家族ともどもで喫茶して互いに近況報告をしてきました。

二人展では貫入が入らなくなったという練りこみのカップを購入してきました。



コーヒーカップが欲しかったのですが、残っている作品がありませんでした。



揃いである作品もなく、各々単品で3作品を購入させていただきました。



なかなかコーヒーに似合うデザインの作品です。



保戸窯の代表的な作品のひとつでしょう。



家内は平野先生が伝統工芸展に入選した作品を購入しました。



一皿だけかと思ったらペアでの購入。小生は保戸窯にて陶芸を習っていた頃にすでにこの手の作品を入手しています。



当時入手したのは四角い皿ですが、家内は丸・・・。



白い練りこみの作品も小生は気に入っています。



この手の皿は「練り上げ手たんぽぽ文組皿」と称する作品です。



青磁の作品も気に入っている作品です。



平野先生の作品を見ているときちんとした基礎技術に基づいた品の良い作品です。下記の粉引の作品もその一つです。



前回に頼んでおいた辰砂の面取りの一輪挿しの箱書きも出来上がっていました。

 

さて皆さんも秋田市の保戸野窯の作品を気に入っていただけましたか?



最近の基礎技術のな陶芸家とは一線を画している作品です。



土捏、轆轤、削り、釉薬といった基本のない陶芸家のなんと多いことか・・。



病気療養のため箱書きはうまくいかなかったと先生は恐縮していました。。



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