最近とみにネットオークションや骨董商の展示会でも少なくなったのが源内焼です。欠けや釉薬の剥離のある作品はいくつかあるのですが、状態の良い出来の良い作品は皆無の状態が続いています。これは当方で蒐集している「天龍道人」の作品も同じですが、市場に出回る作品がそろそろ底を尽いてきた感があります。明末赤絵の作品もたくさん出品されいたものが数少なくなっています。骨董蒐集には入手するタイミングというものがあります。いつでもという考えは禁物なものです。
本日紹介する作品がいわゆる江戸期の「源内焼」に分類されるかどうか異論のある方がおられるかと思いますが、当方では源内焼に相違ないと判断しています。
源内焼 その114 三彩菊花紋様陽刻長皿
合箱
幅235*奥行115*高さ23
すでに紹介しました「その71 三彩菊花紋様陽刻長皿」(奥側)と似た長皿です。
本日紹介する作品は右側です。
よく似ている作品ですが、型も色釉薬の配置も違っていますね。
裏側(底)はほぼ同じです。
源内焼と判断する根拠は理屈ではありません。デザインと作りの良さがポイントとしました。
江戸期の「源内焼」に似た作品はやはり品格がありません。再興された源内焼は現代になって作られたものも含めた下手物です。
デザイン、陽刻や陰刻のきれがありませんのでこの点から明確に分類されると思います。
本日紹介する作品がいわゆる江戸期の「源内焼」に分類されるかどうか異論のある方がおられるかと思いますが、当方では源内焼に相違ないと判断しています。
源内焼 その114 三彩菊花紋様陽刻長皿
合箱
幅235*奥行115*高さ23
すでに紹介しました「その71 三彩菊花紋様陽刻長皿」(奥側)と似た長皿です。
本日紹介する作品は右側です。
よく似ている作品ですが、型も色釉薬の配置も違っていますね。
裏側(底)はほぼ同じです。
源内焼と判断する根拠は理屈ではありません。デザインと作りの良さがポイントとしました。
江戸期の「源内焼」に似た作品はやはり品格がありません。再興された源内焼は現代になって作られたものも含めた下手物です。
デザイン、陽刻や陰刻のきれがありませんのでこの点から明確に分類されると思います。