夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

男の隠れ家探訪

2016-07-02 00:16:58 | その他
息子は2歳半、まだ本は読めないはず・・??



さて本日は男の隠れ家から数ショット。

まずは床の間・・。螺鈿細工の飾り棚に藤田喬平の二作品、一番上はたしか三浦竹泉の作だと思います。一番下の藤田喬平の作品はヒビがあるが残念です。

蒔絵の刀掛けには脇差と短刀。見てみましたが近々、研ぎが必要です。



短刀の拵え、これもきちんと拵えとして整えておく必要があります。これらのメンテはいいものとか、真贋という枠を越えたものです。



欄間額、りんご台風で屋根が飛ばされた時に屋根とも共にメンテ・・。



思文閣の方が来訪されて時には「日下部鳴鶴?」の書と言っておられました。そうなら1900年(明治33年)、62歳の書ということですが・・。男の隠れ家ができた頃の作です。

ちなみに「いくらで買い取りますか?」と尋ねたら、「〇〇万」という回答ですが、書としては高いほうかもしれません。



「皆白園主人子誠」とある欄間額ですが、筆者は詳細不明です。



「国家の基本は農業に在り」・・、まさしく郷里にふさわしい。



玄関には「心静興虫」・・?? 意味はお寺の住職さんに説明していただいたのですが・・。

まだ欄間額はあったのですが、残りは痛みがひどく掛けられる状態ではありませんでした。あのりんご台風から男の隠れ家再建が始まりました。



古来のものの修復と古来に似つかわしきもの蒐集。他人はこれをガラクタと称するようですが・・。男は幾つになっても、好奇心は旺盛。

そして徐々の改装と続き、まだ道半ばの男の隠れ家、完成の暁には、興味のある方は是非来訪あれ



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