草虫図 斉白石筆 斉良遅賛
紙本着色中国軸装 画337*320 賛330*328
「蜻蛉と飛蝗図」、「大地回春」に引き続き、またまた斎白石の作品です。
斎白石の作品には肉筆と区別のつきにくい版画が多いが、本作品は肉筆であり、斉白石の子息である斉良遅の賛が添えられています。
賛には「白石老人画草虫小品 庚午處暑 斉良遅拝 観于古燕 西城太平橋畔」とあります。
庚午とあることから昭和5年(1930年)の夏の作であり、斉白石が66歳の時です。
出来から真作と判断されますが、なにしろ節操のないくらい贋作が横行している中国のことでありよくわかりません。
斉白石:中国の画家。湖南省湘潭生まれ。1957年(昭和32年)没、享年94歳。幼名は阿芝、のち璜、字は渭青。別号に老民、木匠等。
40歳から全国を行脚し、のちに北京に移り住んだ。石涛や呉晶碩に至る明・清の個性派から多くを学び、草花・虫・蝦などを愛情とユーモアに満ちた画風で描いた。また篆刻は雄渾な作風を備える。北京美術専門学校教授。中国美術家協会主席。人民芸術家の称号を与えられた。
紙本着色中国軸装 画337*320 賛330*328
「蜻蛉と飛蝗図」、「大地回春」に引き続き、またまた斎白石の作品です。
斎白石の作品には肉筆と区別のつきにくい版画が多いが、本作品は肉筆であり、斉白石の子息である斉良遅の賛が添えられています。
賛には「白石老人画草虫小品 庚午處暑 斉良遅拝 観于古燕 西城太平橋畔」とあります。
庚午とあることから昭和5年(1930年)の夏の作であり、斉白石が66歳の時です。
出来から真作と判断されますが、なにしろ節操のないくらい贋作が横行している中国のことでありよくわかりません。
斉白石:中国の画家。湖南省湘潭生まれ。1957年(昭和32年)没、享年94歳。幼名は阿芝、のち璜、字は渭青。別号に老民、木匠等。
40歳から全国を行脚し、のちに北京に移り住んだ。石涛や呉晶碩に至る明・清の個性派から多くを学び、草花・虫・蝦などを愛情とユーモアに満ちた画風で描いた。また篆刻は雄渾な作風を備える。北京美術専門学校教授。中国美術家協会主席。人民芸術家の称号を与えられた。