週末は二週に一度のペースで近所の図書館に本を返したり、借りたりで通っています。これからは自転車の練習も兼ねてのお出かけとなります。「ハイ、右よし! 左よし!」と指差呼称を身につけさせています。
とうぜんまだ絵本ですが、本は好きなようです。小生は当然趣味の本を探すのに夢中・・
絵本を一緒に読むのは意外にたいへん。読むのはいいのだが、パズルや探し物は目が疲れる・・・
さて寺崎廣業の作品の整理もだいたい目途がつき、真贋の見分け方もほぼ解るようになり、落款の字体から描かれた時期も特定できるようになりました。
本日はそんな寺崎廣業の作品から「破墨山水画」の作品の紹介です。橋本雅邦から川合玉堂、竹内栖鳳らに脈々と受け継がれてきが日本古来の技法です。
破墨山水図 寺崎廣業筆 二本廣業時代 明治40年(1908年)頃
絹本水墨軸装 軸先骨 誂箱
全体サイズ:縦1990*横440 画サイズ:縦1100*横310
この作品は明治40年頃の作品で山岳風景画に打ち込むようになる直前であり、ちょうど日露戦争従軍から戻ってから少し経ってからの作でしょう。
この頃の作品にはこのような墨を思い言って滲ませた作品が見かけられます。
この頃から多作になっていきますので、出来の悪い作品も多くなり、また贋作もこの頃を模したものも多くあります。
共箱どころか合箱もない作品ですが、真作と断定できます。表具もしっかりしています。
このような作品を愉しむ人は少なくなりました。
現在ではかえって外国方のほうが愉しむのではないかと思われます。
南画というより禅画という感じで楽しむように思います。
四季の移りを墨だけで描く・・。
中国絵画にもない日本独特の感覚です。
同時期で墨を思いきり滲ませた作品は当方でも幾つかありますが、最近紹介した作品では下記の「花魁図」があります。
この作品は席画(会食の時に依頼されたさっと描いた作品)でしょうが、名品ですね。
両作品の落款は下記のとおりです。印章は違い、落款の書体もちょっと違いますが、ほぼ同時期で真作です。
今なら二束三文?で入手できる作品です。
とうぜんまだ絵本ですが、本は好きなようです。小生は当然趣味の本を探すのに夢中・・
絵本を一緒に読むのは意外にたいへん。読むのはいいのだが、パズルや探し物は目が疲れる・・・
さて寺崎廣業の作品の整理もだいたい目途がつき、真贋の見分け方もほぼ解るようになり、落款の字体から描かれた時期も特定できるようになりました。
本日はそんな寺崎廣業の作品から「破墨山水画」の作品の紹介です。橋本雅邦から川合玉堂、竹内栖鳳らに脈々と受け継がれてきが日本古来の技法です。
破墨山水図 寺崎廣業筆 二本廣業時代 明治40年(1908年)頃
絹本水墨軸装 軸先骨 誂箱
全体サイズ:縦1990*横440 画サイズ:縦1100*横310
この作品は明治40年頃の作品で山岳風景画に打ち込むようになる直前であり、ちょうど日露戦争従軍から戻ってから少し経ってからの作でしょう。
この頃の作品にはこのような墨を思い言って滲ませた作品が見かけられます。
この頃から多作になっていきますので、出来の悪い作品も多くなり、また贋作もこの頃を模したものも多くあります。
共箱どころか合箱もない作品ですが、真作と断定できます。表具もしっかりしています。
このような作品を愉しむ人は少なくなりました。
現在ではかえって外国方のほうが愉しむのではないかと思われます。
南画というより禅画という感じで楽しむように思います。
四季の移りを墨だけで描く・・。
中国絵画にもない日本独特の感覚です。
同時期で墨を思いきり滲ませた作品は当方でも幾つかありますが、最近紹介した作品では下記の「花魁図」があります。
この作品は席画(会食の時に依頼されたさっと描いた作品)でしょうが、名品ですね。
両作品の落款は下記のとおりです。印章は違い、落款の書体もちょっと違いますが、ほぼ同時期で真作です。
今なら二束三文?で入手できる作品です。