夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

夏やさい之図 武者小路実篤筆

2013-02-06 05:01:29 | 日本画
武者小路実篤の作品は仙台に赴任していた同僚の転勤に際して、記念として差し上げたことがあります。その作品は印章のみであったかもしれません。郷里出身の翻訳家と武者小路実篤が知り合いでその縁で郷里で入手したものでした。その後、なかなか気に入った武者小路実篤の作品がなく、最近になって本作品を入手しました。


夏やさい之図 武者小路実篤筆
紙本着色 額装 共シール
全体サイズ:縦680*横560 画サイズ:縦450*横370



落款と印章、そして共シールが付いています。





最近は武者小路実篤の作品は作品の数も多く値段はがた落ちでしょう。真贋を云々するほどのこともなさそうです。



武者小路実篤は野菜の作品が本当に多いですね。



またか、というほど野菜ばかり・・、賛は決まり文句ばかりなのでないほうがいい。



もうちょっと、なにか書きようがあるでしょうと言いたくなりますが、そこが本作品は味があっていいと思います。



本作品も茄子と胡瓜の野菜の絵です。人間の食はは帰するところ新鮮な野菜であると思います。



本作品はよ~く見ると岩絵の具でしっかりと描かれています。

真贋は解りませんが・・。ま~真贋をとやかく言うほどのこともないでしょう。高く売買するから真贋を云々するのであって、武者小路実篤の真作をいくつ見ても、それほどの価値のある作品を描いているとは思えません。







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