ベランダからの富士山が面白い眺めだったようで家内が撮影してくれました。
山登りをしていた頃、富士山をいろんな山頂から眺めましたが、たくさんの表情を見せてくる山です。
この青色を眺めていたら本日の作品の青を思い起こしました。
初秋山水図 児玉希望筆
絹本着色軸装 軸先鹿角 合箱
全体サイズ:縦1350*横700 画サイズ:縦412*横498
児玉希望の作品は本作品で四作品目です。
この時代の作品は印刷に手採色という工芸品に注意しなくてはなりませんが、なかなか見分けが難しいようです。印章が「工芸」と解るように押印されていればいいのですが、なにも表示がないと本当に判別がつきづらいものです。
児玉希望:明治31年生まれ、昭和46年没。享年74歳。広島県に生まれる。名は省三、川合玉堂の高弟。
師の筆法を継ぎ、山水、花鳥画をよくし、覇気に満ちた性格と共に、「残月」、「盛秋」、「枯野」、「暮春」等の大作を出し、近代的な色彩感覚を風景花鳥画に注いだ。
南画院同人、日展評議員、芸術院会員を務めた。
本作品が工芸か否かはもっと時間を要します。
工芸品をつかまされる人は程度の低い贋作をつかまされる人よりは見る眼があると言われます・・。
もう一度、児玉希望の作品を見直す必要があります。同じ作品が市場に出ているとまずは工芸作品と思っていいでしょう。
山登りをしていた頃、富士山をいろんな山頂から眺めましたが、たくさんの表情を見せてくる山です。
この青色を眺めていたら本日の作品の青を思い起こしました。
初秋山水図 児玉希望筆
絹本着色軸装 軸先鹿角 合箱
全体サイズ:縦1350*横700 画サイズ:縦412*横498
児玉希望の作品は本作品で四作品目です。
この時代の作品は印刷に手採色という工芸品に注意しなくてはなりませんが、なかなか見分けが難しいようです。印章が「工芸」と解るように押印されていればいいのですが、なにも表示がないと本当に判別がつきづらいものです。
児玉希望:明治31年生まれ、昭和46年没。享年74歳。広島県に生まれる。名は省三、川合玉堂の高弟。
師の筆法を継ぎ、山水、花鳥画をよくし、覇気に満ちた性格と共に、「残月」、「盛秋」、「枯野」、「暮春」等の大作を出し、近代的な色彩感覚を風景花鳥画に注いだ。
南画院同人、日展評議員、芸術院会員を務めた。
本作品が工芸か否かはもっと時間を要します。
工芸品をつかまされる人は程度の低い贋作をつかまされる人よりは見る眼があると言われます・・。
もう一度、児玉希望の作品を見直す必要があります。同じ作品が市場に出ているとまずは工芸作品と思っていいでしょう。