夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

京乃妓 梶原緋佐子筆

2014-07-11 05:11:36 | 日本画
日本画壇において、女性画家の美人画といったら、大阪の島成園、京都の上村松園、東京の池田蕉園の三人が著名で「三都三園」と並び称されていることは有名です。それにつけ加えるなら伊藤小坡木谷千種とともに梶原緋佐子を忘れてはいけませんね。

京乃妓 梶原緋佐子筆
タトウ
着色色紙3号 縦270*横240



妓子というと土田麦僊が有名ですね。



当方は美人画を優先的に蒐集はしていません。だいたい、美人には縁がない・・。



美人は宇宙人というコマーシャルには賛成ですね。家内は別



息子にも「女には気をつけろよ。たいがい美人というのには碌なやつがいないからな。」と言って聞かせています。



美人は観て楽しむだけ・・、三日もみていれば飽きてくるは言い得て妙。



妻を娶らば才長けてが一番。見目麗しくは付属・・、これ骨董と同じかな?



学生時代のマドンナなどというのはたいがい碌な男と一緒になっていないのはなぜ?? と思うにもてなかった男の僻みか??

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梶原緋佐子:1896-1988 大正-昭和時代の日本画家。明治29年12月22日生まれ。菊池契月の門にはいる。木谷千種(ちぐさ),和気春光とともに,菊池塾の三閨秀といわれ,師の没後は白申社に属した。昭和22年日展で「晩涼」が特選となる。舞妓や芸妓をテーマとした作品を多く描いた。昭和63年1月3日死去。91歳。京都出身。京都府立第二高女卒。本名は久。

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