夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

私の探し物 その3 上村松園 清少納言

2013-04-19 05:01:31 | 掛け軸
本ブログ閲覧者は日々だいたい250名ほどのようです。なかなかそれ以上には多くならないようです。一度はブログを中断しようかと思いましたが、毎日閲覧されている方がおられることが励みとなり、数少ない作品、データからなんとかブログが続いています。

恋焦がれている作品ですが、分不相応の恋は結ばれないものです。

清少納言 上村松園筆
絹本着色絹装上表具軸装太巻 
軸先塗共箱二重箱(京表装 有限会社 春雅堂)
全体サイズ:横642*縦1385 
画サイズ:横496*縦392



上村松園の雪月花が有名ですが、その拡大された図と言えます。

買い取りのチャンスがありましたが、資金が足りずに涙をのんだ作品です。



手入れが必要と思われ思文閣に検討を依頼したところ、額装にという判断をされ、一度検討しますということでそのままの状態にしていました。

   

はてさて、今はどこに・・。

本日の作品のように一度縁がない画家や陶芸家の作品はその後、全く縁がないということがよくあります。今回のシリーズの投稿はそういうものばかりです。

加藤唐九郎、片岡球子、高村光雲、上村松園、横山大観・・、本物の一級品ですので、このようなものを扱うとそのオーラに圧倒され、そのほかの作品が手につかなくなるということに陥ります。



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