仕事の関係で青森や秋田県に在住していた頃、野沢如洋の馬を描いた作品が欲しくて探し歩きましたが、結構いいお値段で当時の小生には買うに買えない値段でした。後日、席画のような馬の作品よりも「山水画の達人」としての評価が高いことを知りました。
青緑山水図 野沢如洋筆
絹本水墨着色軸装 軸先象牙 合箱
全体サイズ:縦2195*横705 画サイズ:縦1207*横500
馬の絵とともに山水画の達人として知られる野沢如洋の作品の中で、本作品のように着色された本格的な作品は、水墨画の作品がが多い中で貴重だと思われます。円山派を加味した独自の山水画・・・、なんとなく解りますね。
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野沢如洋( のざわ-じょよう): 1865年~1937年。 明治-昭和時代前期の日本画家。青森県生。旧姓一戸、幼名は太郎、のち三千治、初号は仙蘭。父は弘前藩士。元治(げんじ)2年4月3日生まれ、郷士の画家三上仙年に師事する。
国が主催する日本画の展覧会をはじめとする多くの展覧会に出品し、上位の賞を得た画人であり、山水画の達人として知られる。その山水画は橋本雅邦や竹内栖鳳から高い評価を得、円山派を加味した独自の水墨画を展開した。
京都で今尾景年にまなび,日本美術協会展などに入賞。文展審査員に任命されたが辞退し,生涯反官展主義にたつ。山水,馬などの水墨画をえがき,「馬の如洋」とよばれた。昭和12年6月11日死去。
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ちょっとシミの状態が気になるので、資金に余裕のあるときに染抜き改装してみたいものです。
骨董というものはいつか欲しいと思っていると必ずやその機会に恵まれるものですが、諦めていると決して入手できないというものでもあります。ただ、どうしても縁のないものや作品群というものはあります。未だに野沢如洋の馬を描いた作品は入手する機会に恵まれていません。
青緑山水図 野沢如洋筆
絹本水墨着色軸装 軸先象牙 合箱
全体サイズ:縦2195*横705 画サイズ:縦1207*横500
馬の絵とともに山水画の達人として知られる野沢如洋の作品の中で、本作品のように着色された本格的な作品は、水墨画の作品がが多い中で貴重だと思われます。円山派を加味した独自の山水画・・・、なんとなく解りますね。
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野沢如洋( のざわ-じょよう): 1865年~1937年。 明治-昭和時代前期の日本画家。青森県生。旧姓一戸、幼名は太郎、のち三千治、初号は仙蘭。父は弘前藩士。元治(げんじ)2年4月3日生まれ、郷士の画家三上仙年に師事する。
国が主催する日本画の展覧会をはじめとする多くの展覧会に出品し、上位の賞を得た画人であり、山水画の達人として知られる。その山水画は橋本雅邦や竹内栖鳳から高い評価を得、円山派を加味した独自の水墨画を展開した。
京都で今尾景年にまなび,日本美術協会展などに入賞。文展審査員に任命されたが辞退し,生涯反官展主義にたつ。山水,馬などの水墨画をえがき,「馬の如洋」とよばれた。昭和12年6月11日死去。
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ちょっとシミの状態が気になるので、資金に余裕のあるときに染抜き改装してみたいものです。
骨董というものはいつか欲しいと思っていると必ずやその機会に恵まれるものですが、諦めていると決して入手できないというものでもあります。ただ、どうしても縁のないものや作品群というものはあります。未だに野沢如洋の馬を描いた作品は入手する機会に恵まれていません。
野沢如洋の作品を所蔵ということでしょう。大切に保管されることを願います。