手掛けていた「男の隠れ家(その4) 改修工事」は、なんとか年内に外部仕上げがほぼ完了しました。
改修前の全景(下記写真)と比較するとすっかりきれいになりました。
積雪で痛んでいた屋根は再塗装し、外壁は既存に新規の壁材を張り付けました。
すべての設備配管を外壁には現わさずに収めています。
壁材のデザインは横のストライプとしましたが、この設備配管の隠ぺいと横のストライプはあるようでないデザインかもしれません。
サッシュはほぼ既存の高さのままですので、横ストライプの割付には苦労しましたが、縦貼りと横貼りの組み合わせで調整しています。
電気、熱源、クーラー、竪樋などの設備については積雪地域の規制をクリアするのにひと工夫しました。
外壁以外の多くの部分は既存のままで仕上げています。窓下や屋根下などの外壁の汚れやすい部位は色を濃くしており、その他は白系統で仕上げています。
車庫のシャッターはオーバースライダーにヒバの天然木仕上げですが、これは既製品にはなく、当方独自のもので男の隠れ家にて4例目になります。
ベランダも天然木で仕上げています。
風除室内部も天然木です。外部の建具は積雪地域では天然木製品は経験上、外部には不適格ですのでアルミにしています。
ペアガラスなどのガラスは経年変化で焼けている部分は取り替えています。
さて来年からは資金繰りを見直して車庫から内部の仕上げ工事開始です。下記写真の奥の窓は円窓にしようと思っています。
外壁の仕上工事においては耐震補強も含めて内部のプランはほぼ決めてからでないとできません。主に所蔵用と展示用にこの建物は使用しますが、将来を見越して居住性も考慮して内部を仕上げようと思っています。隣接する母屋との接続などいろんなアイデアがありますが、さてどこまでできるやら・・・・。まずは設備工事からの開始ですね。