夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

秋日 土田麦僊筆

2010-10-25 06:10:56 | 掛け軸
秋日 土田麦僊
紙本着色絹装軸 軸先陶製 合箱
全体サイズ:縦1130*横303 画サイズ:縦240*横204

共箱ではありませんでした(共箱でないなにも書かれていない箱は合箱といいます)ので、題名の「秋日」は仮の題としています。

 

春にふさわしい掛け軸として、もうひとつ所蔵品である小茂田青樹の「春日」があり、こちらは共箱ですが、対として面白いち思い、「秋日」と仮題をつけました。

下の写真が「春日 小茂田青樹筆」です。

詳しい紹介はまた後日







軸先は陶器製で、表具も洒落ています。作品もしっかりしています。嬉しい作品です。

掛け軸は絵とともに表具も楽しめます。暮らしを豊かする掛け軸が今、お買い得


 

土田麦僊:新潟県佐渡に生まれる。本名金二。

1903年(明治36)京都に出て鈴木松年の門に入り、翌年から竹内栖鳳に師事して竹内家に起居する。・・・上村松園と同じ・・・

09年、その年に開設された京都市立絵画専門学校の別科に入学。同科に小野竹喬、野長瀬晩花、また本科に村上華岳、榊原紫峰らがいた。

在学中に黒猫会(シャ・ノワール)、仮面会(ル・マスク)の結成に加わり、11年に同校を卒業。18年(大正7)には華岳、竹喬、紫峰らと国画創作協会を結成して第1回展に『湯女(ゆな)』を出品。21~23年のヨーロッパ旅行を挟んで、協会の解散する28年(昭和3)まで、日本画に新生面を開いた。協会解散後は帝展に復帰し、30年に審査員、34年には帝国美術院会員。
京都で没。1923年に開いた画塾山南会(さんなんかい)からは福田豊四郎、北沢映月、小松均らが出た。哲学者土田杏村はその弟。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
背景といい作品といい (米吉)
2010-10-26 00:33:07
季節感といい色使いといい、ハイセンスの極みです。
更に、掛け軸の黒墨色が、これまた良いですねえ~~!
私の大好きな繪です!是非ともデジカメ画像をいただきたく!!
米吉、感激!!!
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了解 (夜噺骨董談義)
2010-10-26 07:30:17
そんなに気に入りましたか。
デジカメ画像、了解しました。
ところで、年賀状の案は決りました
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案は決まりましたが・・・ (米吉)
2010-10-26 23:30:48
何せ仕事が忙しくて休みの日は充電の為、精神を休めているのです。よって創作活動に取り掛かれない状態ですが、まだまだ時間もあるので余裕です!
頭の中ではロマンチックなイメージが湧いてきています。
乞うご期待のほど。
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年賀状の案 (夜噺骨董談義  )
2010-10-28 16:54:29
ロマンチックなイメージですか・・
楽しみにしています
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