臨時投稿 鍋島焼

サントリー美術館で鍋島焼を観ていたら、調理台の上でスポンジ置き用の皿になったりし、今は冷蔵庫の上にて皿立てに立っている鍋島焼らしき皿を思い出しました。

あまりにも可愛そうになり、なにか使い道はと思い立ち、柿を食べることに・・・。

金繕いは私がしたのか、最初から施されていたのかも忘れてしまいました




鍋島焼も廃れてくると、高台周りのの櫛紋様も雑になり、墨抜きの波紋様も一様でなくなる傾向があるようです。本作品もそんな雑な感じがします。



本作品は五寸皿、鍋島焼きはサイズの規定も厳しく、ちょっとした規格外の寸法は皆無のようです。本作品はなぜか一枚しかありません

そうそう、鍋島焼きの真贋の見極め方のひとつを教えましょう。

高台の縁に指をかけ、バランスがとれて落ちないものが本物だそうです。贋作はほとんどが指から外れて落ちるそうです。円形の皿の場合ですよ。高台が深くないとだめですしね。
素人がやってはいけません

ちなみに本作品は指がひっかかりません

ゆえに石鹸やスポンジの置き皿にまた逆戻りかな・・・

私は陶磁器が詳しくありませんので、今日はこの辺で