夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

休日のくつろぎ

2018-06-09 00:01:00 | 陶磁器
もともと蔵や納戸の奥に置かれたいた作品ですが、こうしてひとつひとつ紐解いて中身を確認しいくことは、骨董を趣味とする人には何よりの愉しいひとときです。ただ、もともとはネズミの糞や虫の死骸、蜘蛛の巣、埃にまみれた中から取り出すことが多いので、そういうことが嫌いでないことが素養として必要です。 そしてそういう品のほとんどがガラクタですので、いいものを見つける眼が必要です。漆器の良し悪し、陶磁器の時代の判断や良し悪し、掛け軸の評価が解らないとただガラクタに遊ばれます。ガラクタに埋もれている骨董趣味の御仁がいかに多いことか。ガラクタと読んで我楽多と書く世界です。 . . . 本文を読む

呉州餅花手 茶褐地白花花卉文盤

2018-06-01 00:01:00 | 陶磁器
明末の漳州窯のおける大皿の作品は、呉須染付・呉須赤絵(青絵)・餅花手と大きく3つに分かれます。呉須染付や呉須赤絵や青絵の大皿の作品は本ブログにていくつか紹介しましたので、本ブログを読まれている方にはよくご存知かと思います。本日紹介するのは餅花手と称されている作品です。 . . . 本文を読む