夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

静物画 伊勢正義画 その8

2018-06-07 00:01:00 | 洋画
郷里から亡くなった家内の母が危篤状態との知らせが入り、急遽帰省しましたが、3日後に亡くなりました。享年87歳。地元の婦人会の会長なども務めましたが、非常に優しい義母でした。小生の再婚した家族も暖かく迎え入れてくれました。

義妹と家内、息子らと最後をみとることができました。家内と義妹らは歌を看護をしながら枕元で歌を歌っていましたが、非常に安らかな最後でした。息子も初めて人の死に立ち会ったことになります。

自宅の座敷での手配となりますが、欄間額は「忠孝」・・・・。



その後は葬儀の段取りです。小生は義父、家内、義母と三人目の自宅からの段取りとなります。



住職、葬儀屋を手配し、親戚・近所・知り合いに連絡し、亡くなった当日は枕経となります。遅くまで弔問客を迎えることになります。当方の田舎ではお通夜というものはなく、しかも火葬が先で、火葬の後に告別式になります。慣れていないと田舎の葬儀はいろいろと面倒です。



火葬の後にまた自宅に祭壇を設け、告別式までに弔問される方を随時迎え入れます。田舎では家族葬は基本的に行なわず皆で見送ります。安らかに眠らんことを祈るばかりです

さて本日の作品の紹介です。

郷里出身の画家、伊勢正義の女性を描いた作品ばかりを最近続けて投稿していましたが、本日は静物画の作品を投稿します。

静物画 伊勢正義画 その8
油彩額装 左下サイン
画サイズF4号:横330*縦240 額サイズ:横510*縦400
1959年 昭和34年 52歳



ガラスやアクリル板のない状態での額装でしたので、多少油彩の面に痛みがあります。郷里の骨董店でも6号程度の風景画が展示されていまいしたが、小生の好みではなかったので購入しませんでした。価格は8万円程度でした。



最近は油絵の人気がないようです。掛け軸や油絵などの洋画の人気がなくなり、現代の人は何を飾るのでしょうか?



1959年(昭和34年)、52歳の時の作品と思われます。



あくまでも当方は自分の気に入った作品だけを蒐集していきますが、やはり郷里への思いが強り蒐集作品となります。


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