夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

休日のくつろぎ

2018-06-09 00:01:00 | 陶磁器
最近本ブログの閲覧数や訪問者数が増えているようですが、当方にとっては外国の方からの質問などが増えたり、あまり喜んではいられない状況もあります。少し投稿回数を減らしてクールダウンかなとも考えるのですが、貯まっている作品数を考えるとそうのんびりもしていられない状況です。

さてこのブログが投稿される3週間前には庭に君子ランが咲いていました。(三週分の原稿が貯まっているということ・・



その庭に陣取っているのは我が家の畑用に新規購入した軽ワゴンの新車。小生はNBOXが好みでしたが、山の神(家内)には値段が高いこととなにより畑用ではないと却下されました。たしかにNBOXの作りは軽自動車の常識を覆すほどいい作りになっていますが、たしかに値段は高いですね。NBOXは広い、豪華、車体が軽い、安全装備が充実という利点があり、こぞって節操なく他の軽自動車メーカーは模倣タイプを販売し始めましたね。我が家は頑固なまでの実用タイプ



先日帰省先の男の隠れ家の伊万里焼の幾点かを紹介しましたが、まだ投稿していない写真がありました。その中で下記の作品は数多く揃いである伊万里焼です。江戸末期から明治期の作品ですが、古伊万里に分類する人もいるようです。めでたい図柄ですので、葬祭には使えませんね



こちらは平戸焼の作品。こちらも揃いであります。蝋抜きの藍染付の出来の良い作品は最近の作品はあるのでしょうか? まるで最近出来上がったかのような新鮮な魅力があります。



こちらは揃いの盃台ですが、学燈と呼ばれる蓋置に使えそうですね。



アヤメ揃いの作品を並べてみまいした。中村岳陵の色紙絵、古伊万里の仏器、古伊万里の藍染付・・。仏器は対であったのでしょうが、ひとつしかありませんが、耳付は珍しいでしょう。



冒頭の写真にあるように外側は何気ない朱塗の蓋付碗です。内側が見事です。



もともと蔵や納戸の奥に置かれたいた作品ですが、こうしてひとつひとつ紐解いて中身を確認しいくことは、骨董を趣味とする人には何よりの愉しいひとときです。ただ、もともとはネズミの糞や虫の死骸、蜘蛛の巣、埃にまみれた中から取り出すことが多いので、そういうことが嫌いでないことが素養として必要です。

そしてそういう品のほとんどがガラクタですので、その中からいいものを見つける眼が必要です。漆器の良し悪し、陶磁器の時代の判断や良し悪し、掛け軸の評価が解らないと逆にガラクタに遊ばれます。ガラクタに埋もれている骨董趣味の御仁がいかに多いことか。ガラクタと読んで我楽多と書く世界です。











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