さすがに猛暑であった今年の夏も盆を過ぎてからは少し涼しくなってきました。残暑は油断ならないものの、秋の虫の音が聞こえてくる季節です。この過ごしやすい季節こそ骨董蒐集の季節です。*下記写真は当方の書斎の出窓の展示作品です。陽の当たる場所に展示できる作品は陶磁器とブロンズの作品ですね。森の王(少女と梟) 円鍔勝三作 1968年頃 その4ブロンズ像 誂ひとみ箱幅133*奥行115*高さ455本日は釧雲泉 . . . 本文を読む
義母が作ってくれた飾り用のガラスケースのカバーです。各月の1日は家族皆で神様を拝むことにしていますが、極彩色の木彫は日中はカバーしておかないと太陽光や照明に光で退色してしまいます。裁縫が得意の義母は不要になった着物の布で意匠を考えながら念入りに製作してくれました。ただこの作業とブルーベリー採取の作業とさらには酷暑が重なり、あと2枚というところで中断しています。*神様は末広がりの縁起物で作っています . . . 本文を読む
本日紹介するのは寺崎廣業の晩年の作と思われる作品ですが、ちょっと真作と判断するには至っていない作品の紹介です。雪景山水図 寺崎廣業筆 大正3年(1914年)その136絹本水墨軸装 軸先象牙 合箱 全体サイズ:横520*縦2180 画サイズ:横410*縦1280 一見すると良さそうな作品・・。落款からは大正7年の最晩年の作。山岳を盛んに描いていた頃になりますね。本作品のように雪景の題材の作品も数多く . . . 本文を読む