
© 毎日新聞 提供 見ごろを迎えているクマガイソウ群落=山梨県西桂町で2022年4月30日午後1時50分、小田切敏雄撮影
壮観の4500株 「母衣」思わせるクマガイソウ、山梨で見ごろ(毎日新聞 2022/05/02 10:30)
山梨県西桂町倉見にある約4500株のクマガイソウ群落が見ごろを迎えた。ゴールデンウイーク(GW)中は、源平合戦の鎌倉武士・熊谷直実が背負った「母衣(ほろ)」を思わせる花を楽しめそうだ。
ラン科の多年草で環境省の「絶滅危惧種Ⅱ類」に指定されている。淡白色地に紅紫色の網の目状の筋が走る袋状の花は、日本のランでは最も大きな花を付けるといわれる。今年は4月上旬に降った雪の影響で花を付けたのは全体の7割程度。まれに一本の茎に2輪の花を咲かせたものも見られる。
中央自動車道に近い西桂町民グラウンドから徒歩10分ほどの倉見山斜面の一角に群生。地元の「クマガイソウを愛(め)でる会」の町民らが保護・管理している。午前10時~午後3時で、18日まで公開。【小田切敏雄】








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