peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ニオイニンドウ(匂忍冬)/ハニーサックル

2008年08月31日 | Weblog
一関市幸町のニオイニンドウ(匂忍冬)
/ハニーサックル 2008年8月30日






2008年8月30日(土)、一関市幸町の山目4区公民館の近くの民家の
垣根に絡まったニオイニンドウ(匂忍冬)が、花と実を同時につけて
いました。この辺りは山目公民館からも100mぐらいしか離れていない
ので良く行く所です。







一関市街地のニオイニンドウ(匂忍冬)
 2006年10月17日



2006年10/17(火)、一関市街地の民家の垣根に「ニオイニンドウ
(匂忍冬)」が花を咲かせていました。また、すぐ近くには果実が
真っ赤に熟していました。












ニオイニンドウ(匂忍冬)/ハニーサックル
スイカズラ科 スイカズラ属
Lonicera pericymenum
ヨーロッパから北西アフリカ原産の蔓性落葉低木。スイカズラ
とツキヌキニンドウを足して2で割ったような姿形をしている。
日本には昭和初期に渡来し、庭木としてフェンスなどに絡ませて
植栽されている。長さは6mぐらいmで伸びるとのこと。

花のすぐ下の葉が合着して中央を茎が付き抜いているように見
えるところはツキヌキニンドウ(突抜忍冬)と同じであるが、
花はより艶やかである。葉は楕円形から披針形。波状の鋸歯があ
るものも。花には強い芳香があるため「ニオイニンドウ」と呼ば
れる。
白色、オレンジ色、赤色などの園芸品種も数多く出回っている。
「ニントウ(忍冬)」というのはスイカズラ(吸葛)のこと。
花期:5~8月頃まで。
別名:ハニーサックル(Honeysuckle)、ウッドバイン(Woodbine)
我が家のツキヌキニンドウ(突抜忍冬)の花
 2006年6月5日


きのう、きょう(6/7~6/8)と雨模様の曇り空の天気が続いていて、
家の中に居ると寒いです。きのうは、一歩も外に出ないで過ごしてし
まいました。

6/5(月)、我が家のツキヌキニンドウ(突抜忍冬)が咲き出しました。
道路にはみ出して迷惑をかけないように剪定したせいか、花の数が少な
いようです。





ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)スイカズラ科 スイカズラ属
 Lonicera sempervirens
北アメリカ東部原産の半常緑つる性木本で、日本には明治時代中期に
渡来した。常緑で花が美しいので、観賞用として庭木や生垣として植
えられることが多い。また鉢植えや切り花としても広く利用されている。

葉は対生し、長さ5~9cmの卵形。和名の「ツキヌキニンドウ」は、花
のすぐ下の2枚の葉の基部と基部が合着していて、つる性の茎が1枚の葉
を突き抜いているように見えることによる。葉の裏は白っぽい。
別名:トランペット・ハニーサックル

5~9月、枝先に長さ3~5cmの細長い筒形(漏斗状)の花を10輪ほど
かたまってつける。花の外側は橙色~赤色、内側は黄色を帯びる。
仲間に「スイカズラ」や「ハニーサックル」がある。

ツキヌキニンドウ(突抜忍冬) 2008年5月27日

2008年08月31日 | Weblog
一関市東山町のツキヌキニンドウ(突抜忍冬)
 2008年5月27日 



2008年5月27日(火)、一関市東山町長坂字里前の生出(おいで)
地区にある民家の庭で「ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)」が、花
を咲かせていました。





ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)スイカズラ科 スイカズラ属
Lonicera sempervirens
北アメリカ原産の常緑の蔓性木本。日本には明治時代に入り、
常緑で花が美しいので、庭木として植えられたり、フェンスに
絡ませたり、生垣にされていることが多い。

葉は対生し、長さ5~9㎝の卵形、花のすぐ下の葉は基部と基部
がくっついていて、茎が1枚の葉を突き抜いているように見える
ので、この名がある。葉の裏面は白っぽい。

花期は5~8月。枝先に長さ3~5㎝の細長い漏斗状の花を輪状に
つける。花の外側は橙色~赤色、内側は黄色を帯びる。

科/属名になっている「スイカズラ(吸葛)L.japonica」は、別
名:忍冬、金銀花と呼ばれているが、「吸葛」は、花を引き抜き、
細い基部側から吸うと甘い液(蜜)がほんの少し味わえることに
よる。「蔓」は蔓性という意味。
別名の「忍冬」は、茎葉利用の生薬名。乾燥させた葉や茎は腰痛
や痔の痛みに効いた。また、冬も葉の一部が落ちないで残ってい
ることによる。

ボタンクサギ(牡丹臭木)/ベニバナクサギ/タマクサギ

2008年08月31日 | Weblog
一関市幸町のボタンクサギ(牡丹臭木)
 2008年8月30日






2008年8月30日(日)、一関市幸町の山目4区公民館近くの民家の
庭に植えられたボタンクサギ(牡丹臭木)が、濃桃色の花を咲かせ
ていました。近寄っただけで独特の強い臭いがしました。






ボタンクサギ(牡丹臭木)クマツヅラ科 クサギ(クレロデンドルム)属
Clerodendron bungei(クレロデンドルム・ブンゲイ)
中国南部原産の落葉低木で、暖かい地方では観賞用に植えられて
いる。高さは1~2.5mになる。葉は対生し、長さ8~20cmの広卵形
で、縁に大小不揃いの鋸歯がある。両面の脈上には細毛があって
ざらつく。和名は、花は丸くかたまって美しく、枝や葉には独特の
強い臭気があることによる。

7~8月、枝先に半球形の集散花序(直径10cmほどのボール状のか
たまり)を出し、淡紅紫色や濃桃色の小さな花を密生する。花は
直径1.5cmほど、萼は紅紫色で長さ3~9mm。果実は直径約1cmの球
形で藍紫色に熟す。
 中国名は臭牡丹。別名:ベニバナクサギ、タマクサギ
クレロデンドルム(臭木の仲間) Clerodendorum spp.
クロデンドロンとも呼ばれる仲間で常緑または落葉高木~低木。
世界に400種以上あり、変化に富む。そのうち、ボタンクサギなど
美しい花をつけるものが多種類ある。クサギは日本各地の山野に
自生する落葉小高木。ゲンペイ(源平)クサギ/ゲンペイカズラは
西アフリカ原産のつる性の常緑低木で、明治中期に渡来し、主に
鉢植えで育てられる。白い萼と赤い花冠のコントラストが美しい。

イネ(稲)

2008年08月30日 | Weblog
一関市街地のイネ(稲) 2008年8月30日




2008年8月30日(土)、一関市山目三反田にあるベリーノホテル
一関で、第13回ユネスコ運動県大会が開催されました。妻が友人
に誘われて参加するというので車を出しましたが、私はホテルの
近辺を歩いて写真撮りをしました。午後2時50分頃雨が降ってきた
ため打ち切らざるを得ませんでしたが、畑や田圃が次々に宅地など
に変わっている様子が見られました。
ホテルの近くにはまだ田圃があり、イネ(稲)が頭(こうべ)を
垂れていました。雨降り続きで実入りが心配されましたが、この分
では今年も豊作が期待できそうです。





奥州市水沢区のイネ(稲) 2006年8月30日



2006年8/30(水)付地元紙「岩手日日」に、”水稲作柄 県内
「平年並み」15日現在 生育好天続きで回復”の見出しで、岩手
県内の水稲作柄概況が掲載されました。
”東北農政局岩手農政事務所が29日に発表した18年度水稲の15日
現在の作柄概況によると、県内は7月の低温、日照不足で生育が
遅れたものの、その後は好天に恵まれ、「平年並み」となった。
~以下省略”ということです。
日照不足と低温が続いたので、本気に不作を心配しましたが、
どうやら一安心できそうです。

8/27(日)に行った奥州市水沢区佐倉河にある奥州市埋蔵文化財
調査センター周辺は、県内有数の穀倉地帯ですので、見渡す限り
稲穂の波になっていました。





イネ(稲)イネ科 イネ属 Oryza sativa
高さ50~90cmほどの1年草。紀元前4000年以前に、インドの
アッサム地方から中国の雲南省にかけての地域で栽培がはじ
まり、日本へは中国を経て、縄文時代後期に伝わったと考え
られている。

米粒が丸い日本型と細長いインド型とがあり、インド型は粘
りが少ない。それぞれにウルチ種(炊飯用)とモチ種(餅用)
がある。

イネ(コメ)は、コムギとトウモロコシと共に、「世界の三
大穀物」の1つとされ、日本酒の原料としても重要。
イネ科 Oryza の穀物
五穀豊穣の五穀は、イネ、ムギ、アワ、マメに、キビまたは
ヒエを加えたもの。このうちアワ、キビ、ヒエなどの雑穀は
やせ地でもよく育つので、イネやムギの耕作に向かない土地の
食糧として重要な役割を果たしてきた。

キバナコスモス(黄花秋桜)

2008年08月29日 | Weblog
一関市東山町のキバナコスモス(黄花秋桜)
 2008年8月25日





2008年8月25日(月)、一関市東山町長坂の上中倉地域花壇がある所
のすぐ近くの道路沿いの民家の前に植えられたキバナコスモスが花を
咲かせていました。









キバナコスモス(黄花秋桜)キク科 コスモス属
Cosmos sulphureus
メキシコ原産の一年草で、草丈は100~120cm。大正初年に渡来。
種小名は「硫黄色」の意。4~5月に種子を直播きすると、8~9月
に花が咲く。頭花は直径5cmほどで濃黄色、黄橙、朱赤色で、コス
モスより葉の切れ込みが粗い。
品種にサニー・オレンジcv.Sunny Orangeやサニー・イエロー
cv.Sunny Yellowがあり、コスモスの黄花種とは別種。

わが国ではサンライズcv.Sunriseやサニー・レッドcv.Sunny Red
のような朱赤色の品種、矮性種が育成されている。

[栽培]発芽に20℃くらい必要なので4月下旬に播く。日当たり、排
水のよい所であれば容易。やや暑さに強い。ひと通り花が咲いた後
切り戻すと二番花が楽しめる。[花期]秋。