peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

千厩野草会「春の雪割り草展」のクリスマスローズ(その1) 2014年3月29日(土)

2014年03月31日 | 植物図鑑

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2014年3月29日(土)、千厩野草会(金野昌敏・会長)主催の「春の雪割り草展」が、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田90)で始まりました。100点以上あると思われる展示品の大部分が「雪割り草」でしたが、クリスマスローズや福寿草、フキノトウなどそのほかの植物もわずかながら展示されていました。クリスマスローズは3鉢ほど展示されていましたが、いずれも品種名などの名札はありませんでした。

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クリスマズローズは、植木鉢とのマッチングも大事といわれています。素敵な鉢でした。

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(上と下)同じ株についた花なのですが、少し違っています。上は紫色のスポットが花弁の大部分に広がり(ブロッチ?)、縁と裏側は黄色ですが、下は縁と裏側が白です。咲き進むに従って変化するのでしょうか?

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クリスマスローズ(ヘレボルス)属 Helleborus:

ヨーロッパ、地中海沿岸、西アジア、一部は中央アジアに及び、約15種が分布する常緑性または落葉性の多年草。葉は長い葉柄をもち、鳥足状に深裂する。花は集散花序をなす。萼片は5で花弁は退化している。

日本ではヘレボルスHelleborusを総称して「クリスマスローズ」と呼んでいるが、本来のクリスマスローズはヘレボルス・ニゲル Helleborus nigerを指す。ニゲルは丁度クリスマス頃から2月にかけて白い花を咲かせるヨーロッパ中~南部・西アジア原産の多年草で、最も多くの交配種が作られているのはヘレボルス・オリエンタリス(別名:レンテンローズ)H.orientalisである。

クリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル) キンポウゲ科 クリスマスローズ(ヘレボルス)属 Helleborus niger

ヨーロッパ中部から南部、さらに西アジアに分布し、古くから栽培されている。しばしばレンテンローズ(ヘレボルス・オリエンタリス)H.orientalisと混同される。無毛の常緑多年草で、根出葉は鳥足状となり7~9深裂する。花茎は15㎝ほどで、頂部に径5~6㎝の白色の花を2~3つける。花弁状の萼片は5、外側(背面)が淡い紫紅色を帯びることがある。花弁は小さい。蜜腺状で、雄しべのまわりに付く。栽培:土質は特に選ばないが、半日陰で適当な水分をもち、排水性のよい肥沃な場所を好む。繁殖は株分け。種子による。花期:12~3月。

レンテンローズ(ヘレボルス・オリエンタリス)キンポウゲ科 クリスマスローズ(ヘレボルス)属 Helleborus orientalis

ギリシア、トルコなどの原産で耐寒性が強い。根茎はよく分枝する。常緑の根出葉は1~2葉つき、鳥足状の葉は5~11深裂し、裂片は楕円状披針形または広披針形となる。葉柄はよく伸び45~60㎝となる。花柄を伸ばし、3~4花をつける。花径は6㎝ほどで、やや下向きに咲く。開花はじめはクリーム色、後に褐色を帯びた黄緑色になる。花弁状のものは萼片で、花弁は退化して小さな蜜腺状となる。多種との交雑が容易で’ピンク・スポットド’cv.Pink Spottedなど多くの園芸品種があり、花色もクリーム、紫紅赤、黄緑、複色と多彩。栽培:クリスマスローズに準ずる。花期:2月下旬~4月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&栃の葉書房発行「最新決定版・育てる調べる 山野草2525種」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=39914727&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩野草会のクリスマスローズ(その1)2012年3月17日(土)]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AC%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%B9 [ヘレボルス(Wikipedia)]

http://yasashi.info/ku_00006g.htm [クリスマスローズの育て方:ヤサシイエンゲイ]

http://www.wakaizumi-farm.com/ [クリスマスローズガーデン園芸花情報]

http://www.hana300.com/kulisu.html [クリスマスローズ]

http://homepage2.nifty.com/maihana/okiniirisub2.htm [クリスマスローズ(知識編)]


オーキッドクラブ岩手第4回洋らん展の デンドロビウム・ブラクテオスム 2014年3月22日(土)

2014年03月31日 | 植物図鑑

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2014年3月22日(土)、江釣子ショッピングセンター(パル)1階ジョイスタジオ(北上市北鬼柳)を会場にして3月21日(金・祝)~23日(日)の日程で開催中のオーキッドクラブ・岩手(高木伸一会長)主催の「第4回洋らん展」を見に行ってきました。会場内には様々な洋ランが多数展示されていて見ごたえがありました。とても素晴らしかったです。

http://www.iwanichi.co.jp/kitakami/item_38595.html [甘い香り お出迎え パルで「洋らん展」:iwanichi online :北上地方のニュース]

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「デンドロビウム・ブラクテオスム(Den.bracteosm×Sib.)」という名札を付けたラン(蘭)が展示されていました。

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デンドロビウム・ブラクテオスム ラン科 デンドロビウム属 Dendrobium bracteosum

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ニュー・ギニア、ニュー・アイルランド島原産。茎は直立し、長さ20~25㎝、径1.5㎝。葉は革質、濃緑色で長さ3~5㎝、幅1~2㎝。花茎は各節から生じ短く、球状に3~8花をつけ、苞が卵形で長く、花とほぼ同長。花色は白、桃、紫色で、唇弁がきわめて小さく濃橙色。開花期は秋。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Dendrobium-bracteosum.html [デンドロビウム・ブラクテオスム]

http://www.botanic.jp/plants-ta/denbra.htm [shu(^^)Homwpage,デンドロビウム・ブラクテオスム]

http://hanazukusi.exblog.jp/17866645/ [デンドロビウム・ブラクテオスム:花の仲間調べ]

http://www.weblio.jp/content/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%93%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%A0 [デンドロビウム・ブラクテオスムとは:植物図鑑 Weblio辞書]

 

http://blogs.yahoo.co.jp/h7a2n3a7h2a3na/40088878.html[デンドロビウム・ブラクテオスム:花樹アルバム「いとしきものたち」植物図鑑 Weblio辞書]


千厩野草会「春の雪割り草展」のフキノトウ(蕗の薹) 2014年3月29日(土)

2014年03月30日 | 植物図鑑

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2014年3月29日(土)、千厩野草会(金野昌敏・会長)主催の「春の雪割り草展」が、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田90)で始まりました。100点以上あると思われる展示品の大部分が「雪割り草」でしたが、クリスマスローズや福寿草、フキノトウなどそのほかの植物もわずかながら展示されていました。鉢植えにされた蕗の薹もなかなかいいものだと思いました。

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(上と下)福寿草と寄せ植えにされた蕗の薹。苔もなかなかいい!

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フキ(蕗) / フキノトウ キク科 フキ属 Petasites japonicus

山野に生える多年草。淡緑色の苞に包まれたつぼみ(蕾)がフキノトウで、ほろ苦い早春の味として人気がある。葉や葉柄も食べられる。葉は幅15~30cmのほぼ円形。花期は3~5月。雌雄別株。雄株の頭花は黄色っぽく、花が終わると枯れる。雌株の頭花は白っぽく、花の後高さ50cmほどになる。果期のフキは白い冠毛が目立つ。

北海道や東北地方に分布するアキタブキ(秋田蕗)var.giganteusは葉が直径1.5mと大きく、葉柄は長さ2mにもなる。しかし、アキタブキも本州の中部地方やより暖かい地方で栽培すると、自生地のものほど巨大にはならないとのこと。市販のフキはほとんどがアキタブキの栽培品。フキノトウは食用として賞味されるほか、昔から薬用としても利用されてきた。セキ止めやタン切りなどに効果があり、特有の苦味には消化および食欲促進作用がある。分布:本州~沖縄。[以上、山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の野草」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?id=33600351&saved_changes=1&blog_id=82331[peaの植物図鑑:一関市東山町「唐梅館森林公園」のフキ(蕗)/フキノトウ]

フキ キク科:雪解けとともに、あちらこちらで顔をのぞかせるフキノトウは、食卓に春の香りを運んでくれる。岩手では、フキノトウよりも「バッケ」の名でおなじみだ。

このフキノトウ、言うまでもなくフキの花である。運よく摘まれずに残ったものは、その後グングンと茎を伸ばし、下の写真のようになる。

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筆者にとっても耳の痛い話だが、年ごろを過ぎても結婚しない女性のことを「トウが立つ」と言うのは、このような様子を指しているのだろう。しかしフキのほうは、ちゃんと種子を実らせているのだから、立派なものである。

大きなフキの葉は、急な雨降りのときに傘がわりにしたり、お面を作ったりして遊ぶ。山間の湧き水を、フキの葉をクルリと丸めたコップで味わうのも、また格別である。[岩手日報社発行「岩手の野草百科(澤口たまみ・著)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42264054&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「釣山公園」のフキ(蕗)/フキノトウ(蕗の薹) 2013年4月5日(金)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=39924937&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市埋蔵文化財調査センターのフキノトウ(蕗の薹)2012年3月25日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37121165&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立磐井病院のフキノトウ(蕗の薹)2011年3月29日(火)]


オーキッドクラブ岩手第4回洋らん展の デンドロビウム・パープルレウム ’アルバム’ 2014年3月2

2014年03月30日 | 植物図鑑

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2014年3月22日(土)、江釣子ショッピングセンター(パル)1階ジョイスタジオ(北上市北鬼柳)を会場にして3月21日(金・祝)~23日(日)の日程で開催中のオーキッドクラブ・岩手(高木伸一会長)主催の「第4回洋らん展」を見に行ってきました。会場内には様々な洋ランが多数展示されていて見ごたえがありました。とても素晴らしかったです。

http://www.iwanichi.co.jp/kitakami/item_38595.html [甘い香り お出迎え パルで「洋らん展」:iwanichi online :北上地方のニュース]

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「デンドロビウム・パープレウム ’アルバム’(Den.purpurreum var.album)」という名札を付けたラン(蘭)が展示されていました。

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デンドロビウム・パープレウム ’アルバム’ ラン科 デンドロビウム属 Dendrobium (Den.)purpureum var.album

インドネシア、マレー半島、ニューギニア、ブーゲンビル島、フィジー、モロッカ諸島などに分布する常緑多年草(着生種)。草丈は40㎝ほど。海抜1500mくらいまでの海岸低地から山地の森林に生育する。一つの花の長さは1㎝ほど。珍しい。「アルバム」はアルバだから、白色に弁先がグリーンだが、基本種の花色はパープルピンク。暑さに強く水を好む。本種は落葉した古いバルブに着花します。[下記のWebサイトより]

http://syoutarou.com/dendorobiumu-pa.htm [デンドロビウム・パープレウム]

http://blogs.yahoo.co.jp/uttiyda/54476725.html [デンドロビウム・パープレウム] アルバム:花樹アルバム「いとしきものたち」1:Yahoo!ブログ]

http://www.fujinursery.com/?pid=9592694 [Den. purpureum album:洋らん専門店  ナーセリー]

http://www.orchidboard.com/community/dendrobium-alliance/74289-dendrobium-purpureum-var-album.html [Dendrobium purpureum var.salbum]


オーキッドクラブ岩手第4回洋らん展の リカステ・ショールヘブン 2014年3月22日(土)

2014年03月30日 | 植物図鑑

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2014年3月22日(土)、江釣子ショッピングセンター(パル)1階ジョイスタジオ(北上市北鬼柳)を会場にして3月21日(金・祝)~23日(日)の日程で開催中のオーキッドクラブ・岩手(高木伸一会長)主催の「第4回洋らん展」を見に行ってきました。会場内には様々な洋ランが多数展示されていて見ごたえがありました。とても素晴らしかったです。

http://www.iwanichi.co.jp/kitakami/item_38595.html [甘い香り お出迎え パルで「洋らん展」:iwanichi online :北上地方のニュース]

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「Lyc.Shual haven(リカステ・ショールヘブン)」という名札を付けたラン(蘭)が展示されていました。

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リカステ・ショールヘブン ラン科 リカステ属 Lycaste(Lyc.)Shual haven

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skinneri×Koolena、1976年登録。萼片は淡桃色のぼかしで、幅広く、大きい。花弁は鮮赤紅色~桃色。唇弁は鮮赤色~乳白色。花径は14㎝くらいの大輪花。開花期は冬。この交配は強健で花立ちがよく、比較的安定して良花が咲くので、実生苗が営利栽培されて市場へ出回っている。

[個体]’ビューティフル・スプリング’'Beautiful Spring' SM/JOGA 弁幅がきわめて広く、花弁と唇弁が特に美しい優良花。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より

http://www.sqr.or.jp/usr/fujiengei/orchid/WL5630.html [Lyc.Shoalhaven リカステ ショールヘブン]

http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-8 [リカステの育て方:みんなの趣味の園芸:育て方がわかる植物図鑑]

http://orchid.la.coocan.jp/ [洋蘭(リカステ)の育種・生産と販売]

http://blogs.yahoo.co.jp/ibuki_ai/28092177.html [Lycaste Shoalhaven リカステ ショーヘブン:花樹アルバム「いとしきものたち」3:Yahoo! ブログ]

http://www.lycaste-net.com/shoalhaven.htm [リカステ・ショールヘブン]