peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

平泉町柳之御所遺跡出土「カエル板絵」 2014年5月31日(土)

2014年05月31日 | 絵画

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2014(平成26)年5月31日(土)、一昨年10月に平泉町の柳之御所遺跡から出土した「折敷(おしき)板絵 / カエル板絵」が保存処理後、この日初めて一般に公開されました。

板絵は、擬人化されたカエルがススキと扇を持つ絵などが描かれた木片で、国宝「鳥獣人物戯画」(12世紀中頃、京都・高山寺蔵)に似ており、同時に出土した遺物から12世紀後半のものと推定される貴重な資料とのこと。

また、公開を記念して平泉小学校体育館で、東北大学教授で日本美術史が専門の泉武夫氏による講演、職員による実物資料の展示解説が行われました。

この板絵は、6月1日(日)~6月29日(日)の期間限定で柳之御所資料館(平泉町平泉字伽羅楽)で展示されるとのこと。

http://www.iwanichi.co.jp/ichinoseki/item_39431.html [カエル板絵を初公開来月1日から柳之御所資料館(5/28)]

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平泉町平泉のキリ(桐)の花 2014年5月31日(土)

2014年05月31日 | 植物図鑑

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2014年5月31日(土)、西磐井郡平泉町平泉の広い道路(平泉厳美渓線)の傍に植えられているキリ(桐)の木が、淡紫色で筒状鐘形の花を沢山咲かせていました。

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キリ(桐)ゴマノハグサ科 キリ属 Paulownia tomentosa

高さ8~15mほどになる落葉高木。材が非常に良質なので、各地で栽培されている。日本には中国から古い時代に入ってきたと考えられているが、本州や九州には野生状態のものが見られることから、はっきりしたしたことはわからない。樹皮は灰白色。葉は対生し、長さ10~30㎝の広卵形で、粘り気のある毛が密生する。花期は5~6月。枝先に淡紫色の花を円錐状に多数つける。花は長さ5~6㎝の筒状鐘形。果実は長さ3㎝ほどの卵形。材は軽くて美しく、和箪笥、琴、下駄など用途が多い。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

特徴:日本各地に栽培されている落葉高木。幹は直立して高さ10m、胸高直径50㎝になる。葉は柄があり対生する。葉身は広卵形で、長さ20~30㎝ほどになり、粘り気のある毛が密生する。5~6月、前年の枝の先に大きな円錐花序を付け、多数の淡紫色の花を咲かせる。花冠は大型で筒状となり、先は5片に裂ける。雄しべは4本、うち2本は長い。果実は卵形の蒴果で先は尖り、熟すと2片に割れて多数の種子を散らす。用途:材は軟らかく、軽くて木理が美しいので下駄、箪笥(たんす)、家具などに広く用いられる。樹皮は染料、葉は除虫用になる。分布:中国原産。岩手県では、上閉伊郡、下閉伊郡、九戸郡などで、畑の周辺部で植栽されており、「南部桐」として知られる。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科」(岩手大学教授・菅原亀悦:編著)より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34615714&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:キリ(桐)の花]


奥州市水沢区のユリノキ(百合の木) 2014年5月31日(土)

2014年05月31日 | 植物図鑑

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2014年5月31日(土)、奥州市水沢図書館(奥州市水沢区佐倉河)の前庭に植栽されているユリノキ(百合の木)が、チューリップに似た形の花を沢山咲かせていました。

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ユリノキ(百合の木) モクレン科 ユリノキ属 liriodendron tulipifera

北アメリカ東部原産の落葉高木。葉が半纏(はんてん)のような形なので、「ハンテンボク」 ともいう。また、花の形がチューリップに似ているので、「チューリップ・ツリー」の名もある。日本には明治時代初期に入り、公園や街路などに植えられている。生長が早く、高さは普通30~40mになる。葉は互生し、長さは10~15㎝。 5~6月、直径6㎝ほどの花を開く。花弁は黄緑色で、基部にオレンジ色の斑点がある。秋は黄葉が美しい。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E6%A5%EA%A5%CE%A5%AD [peaの植物図鑑:奥州市水沢図書館前のユリノキ(百合の木)2009年5月24日]


奥州市前沢区のタツタナデシコ(竜田撫子) 2014年5月20日(火)

2014年05月30日 | 植物図鑑

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2014年5月20日(火)、奥州市前沢区に行ってきました。妻が用事があるというのでマイカーで出かけたのですが、私は妻が用事をしている間、前沢ふれあいセンター(奥州市前沢区七日町裏104)の駐車場に車を駐め、付近を散策しながら花木や草花を撮って歩きました。

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2014年5月20日(火)、奥州市前沢区七日町薬王堂前沢店の広い道路の向かい側にある農家の畑にピンク色の花を沢山咲かせているタツタナデシコ(竜田撫子)がありました。

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ナデシコ科 ナデシコ(ダイアンサス)属 Dianthus spp.

撫子の仲間。多年草、一年草。カワラナデシコやカーネーションもダイアンサス属だが、ほかにも多くの種類が園芸的に栽培され、花壇や鉢花、切花に利用されている。欧州原産のビジョ(美女)ナデシコは総苞がひげのように見えるのでヒゲナデシコともいい、花色豊富。草丈は高性種が40~80㎝、矮性種は10~20㎝。古くから栽培されている中国原産のセキチク(石竹)も花色豊富だが、草丈は10~40㎝と低く、花は大きめで八重咲き品種もある。また欧米原産のタツタ(竜田)ナデシコと並び、交配親として重用されてきた。日本に自生もするハマ(浜)ナデシコ(別名・夏撫子)は、耐暑性の強い園芸種として夏の切花用に栽培される。このほか、種間交配によって従来より丈夫なものや四季咲き性ものなど多くの品種も生み出されており、夏以外にも鉢物や切花が流通している。[講談社発行「野の花・街の花(監修・長岡 求)」より]

タツタナデシコ(竜田撫子)Dianthus plumarius :ヨーロッパ東部からシベリア野原産。寒さと乾燥に強く、石垣などでよく育つ。直径3㎝ほどのピンクの花が咲き、普通中心部に暗紫色の斑紋が入る。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34781879&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のタツタナデシコ(竜田撫子)2010年6月20日(日)]


奥州市前沢区のラッセル・ルピナス / ワシントン・ルピナス 2014年5月20日(火)

2014年05月30日 | 植物図鑑

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2014年5月20日(火)、奥州市前沢区に行ってきました。妻が用事があるというのでマイカーで出かけました。私は妻が用事をしている間、前沢ふれあいセンター(奥州市前沢区七日町裏104)の駐車場に車を駐め、付近を散策しながら花木や草花を撮って歩きました。

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2014年5月20日(火)、奥州市前沢ふれあいセンター(前沢区七日町)と東北本線の間にある道路を散策していたら、民家の庭に群植されているラッセル・ルピナス/ワシントン・ルピナスが、長い花穂に蝶形花をびっしりと付けていました。ほとんどが青紫色のものでしたが、ピンク(紅紫)色のものも僅かながらありました。

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ルピナス(ワシントン・ルピナス) マメ科 ルピナス(ハウチワマメ)属  Lupinus polyphyllus

原種はアメリカ合衆国からカナダの太平洋岸に分布する多年草。イギリスで品種改良が進められ、その改良家ラッセルの名前をとって、ラッセル・ルピナスとも呼ばれる。暑さに弱いが、寒さに強いので、東北地方や北海道、信州などの高原地帯では立派な株に育つ。5~6月、長さ60~70㎝の長い花穂に蝶形花をびっしりとつける。花の色は紫、ピンク、白、黄色などがある。種子からも容易に苗ができる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37998577&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:利尻島・鴛泊の料理旅館・かのう亭&ルピナス 2011年7月13日(水)、14日(木)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%EB%A5%D4%A5%CA%A5%B9 [「世界の椿館・碁石」のルピナス/上り藤(のぼりふじ)2008年2月28日]