peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町摺沢のシロバナヒメオドリコソウ(白花姫踊り子草) 2015年3月30日(月)

2015年03月31日 | 植物図鑑

2015年3月30日(月)一関市大東町摺沢のJR大船渡線の線路脇の斜面白い花をつけたヒメオドリコソウ(姫踊子草)が群生していました。場所は佐藤歯科医院のすぐ近くでした。

 ヒメオドリコソウ(姫踊り子草) シソ科 ラミウム(オドリコソウ)属 Lamium purpureum

 ヨーロッパ原産の2年草。明治時代の中頃、東京で最初に気づかれた。東アジア、北アメリカにも帰化している。繁殖力が強く、畑や道ばた、空き地などでよく目につく。高さ10~25㎝になる。葉は対生し、長さ15~30㎜の丸みのある卵形で、縁に鈍い鋸歯があり、網目状の脈が目立つ。茎の上部の葉は密集してつき、赤紫色を帯びる。4~5月、上部の葉のつけ根にピンク(白花踊り子草は白色)の小さな唇形花をつける。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

ヒメオドリコソウ(姫踊り子草) シソ科 ラミウム(オドリコソウ)属 Lamium purpureum J. 英名:red deadnettle

 ヨーロッパ原産で世界中に広く帰化している越年生草本。茎は下部で分岐して立ち上がり高さ約30㎝、4稜があって下向きに短毛を布く。葉は対生し、心臓形で縁に鋸歯を有し、縮緬状。下部のものは長い柄をもち、上部のものはほとんど無柄。近接してつき、花時には紫色になる。花は長さ約1㎝の唇形、紅紫色で稀に白色。茎の上部の葉腋に数個ずつつく。明治年間の中期、1893年に東京で見い出された。現在では全国にごく普通に見られるようになった。冬作畑でしばしば雑草となる。[全国農村教育協会発行「日本帰化植物写真図鑑」より]

 


一関市千厩町「館山公園」のアケボノアセビ(曙馬酔木) 2015年3月30日(月)

2015年03月31日 | 植物図鑑

2015年3月30日(月)、一関市千厩町千厩にある館山公園に立ち寄りました。ここには白い壺形の花を咲かせるアセビ(馬酔木)と紅色の花を咲かせるアケボノアセビ(曙馬酔木)が沢山植栽されているので、暖かい日が続いており、そろそろ見頃を迎えているのではないかと思ったのでした。

 アセビ(馬酔木) ツツジ科 アセビ属 Pieris japonica

やや乾燥した山地に生える常緑低木~小高木、群生することが多い。葉は互生し、長さ3~8㎝の倒披針形で厚い革質。縁には鈍い鋸歯があり、両面とも無毛。3~5月、枝先に円錐花序を出し、白い花が多数垂れ下がって咲く。花冠は長さ6~8㎝の壺形で先は浅く5裂する。雄しべは10個で、花糸には短毛があり、葯には刺状の突起が2個ある。雌しべは1個。果は直径5~6㎜の扁球形で上向きにつき、9~10月に熟す。有毒植物。万葉植物のひとつ。花が全部上向きに咲くものをウケザキアセビ f.atrosaといい、京都府久美浜町に自生する。

アケボノアセビ(曙馬酔木)f.rosea:花が紅色のアセビの品種で、まれに自生する。花の色に濃淡があり、濃紅色のものをベニバナアセビ(紅花馬酔木)という。用途:庭木、床柱、薪炭 分布:本州(山形県以西)、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より] 


一関市千厩町「館山公園」のアセビ(馬酔木) 2015年3月30日(月)

2015年03月31日 | 植物図鑑

2015年3月30日(月)、一関市千厩町千厩にある館山公園に立ち寄りました。ここには白い壺形の花を咲かせるアセビ(馬酔木)と紅色の花を咲かせるアケボノアセビ(曙馬酔木)が沢山植栽されているので、暖かい日が続いており、そろそろ見頃を迎えているのではないかと思ったのでした。

 アセビ(馬酔木) ツツジ科 アセビ属 Pieris japonica

やや乾燥した山地に生える常緑低木~小高木、群生することが多い。葉は互生し、長さ3~8㎝の倒披針形で厚い革質。縁には鈍い鋸歯があり、両面とも無毛。3~5月、枝先に円錐花序を出し、白い花が多数垂れ下がって咲く。花冠は長さ6~8㎝の壺形で先は浅く5裂する。雄しべは10個で、花糸には短毛があり、葯には刺状の突起が2個ある。雌しべは1個。果は直径5~6㎜の扁球形で上向きにつき、9~10月に熟す。有毒植物。万葉植物のひとつ。花が全部上向きに咲くものをウケザキアセビ f.atrosaといい、京都府久美浜町に自生する。用途:庭木、床柱、薪炭 分布:本州(山形県以西)、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より] 


一関市千厩町&大東町のミニ水仙・ティタティタ(テータテート) 2015年3月30日(月)

2015年03月30日 | 植物図鑑

2015年3月30日(月)、一関市千厩町千厩&一関市大東町摺沢の民家の庭に植栽されているミニスイセン(ミニ水仙)が、花を沢山咲かせていました。背丈は20㎝ほど。

(上3つと下4つ)一関市千厩町千厩字構井田とまと薬局に近い民家の庭に植栽されていたミニスイセン(ミニ水仙)

(下7つ)JR大船渡線摺沢駅に近い線路際にある民家(一関市大東町摺沢字摺沢駅)の花壇い植栽されていたミニスイセン(ミニ水仙)

ミニ水仙・ティタティタ(テータテート)ヒガンバナ科 スイセン属 Narcissus cyclamineus cv.Tete a tete 

 http://www.aiaipark.co.jp/kanri/narcissus.php [ミニ水仙ティタティタ(テータテート)の育て方]

 http://minhana.net/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%BF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%BF [スイセン・ティタティタ:みんなの花図鑑]

 http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-suisen-tetetete_large.html [ミニ水仙テータテート]

 


一関市千厩野草会のショウジョウバカマ(猩々袴) 2015年3月28日(土)

2015年03月29日 | 植物図鑑

2015年3月28日(土)、千厩ショッピングモ-ル・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)で開催中[3/28(土)~3/29(日)]の千厩野草会(金野昌敏・会長)の「春の雪割草展」を見に行ってきました。雪割草が大部分でしたが、ショウジョウバカマ(猩々袴)などその外の山野草も展示されていました。

 ショウジョウバカマ(猩々袴) ユリ科 ショウジョウバカマ属 Heloniopsis orientalis

赤い花を猩々に、地面に広がった葉を袴に見立ててこの名がついたという。やや湿った所に生える常緑の多年草。平地から高山まで見られ、場所によって花の色の変化が多い。高さは10~30㎝になる。葉はロゼット状に多数つき、長さ7~20㎝の長楕円形で、やや厚くて光沢がある。花期は4~5月。花の色は淡紅色から濃紅紫色まで変化が多く、白色のものもある。花が終わると花茎は高さ50㎝ほどに伸び、緑色に変わった花が果期まで残る。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]