4月23日(日)、奥州市前沢区にある「白鳥館址」に行ったとき、 館址に「ヤマネコノメソウ(山猫の目草)」と思われる植物が群生していました。
北上川に架かる「箱石橋」が近くにありました。
上の画像にある茶色のものがヤマネコノメソウの実。
ヤマネコノメソウ(山猫の目草)ユキノシタ科 ネコノメソウ属
Chrysosplenium japonicum
山野の湿った所に生える多年草で、高さは10~20cmになる。「ネコノメソウ(猫の目草)」に似ているが、走出枝(ランナー)を出さず、葉は互生する。葉は長い柄があり、根もとの葉は幅1~3cmのほぼ円形で、基部はハート形。
花には花弁はなく、萼片が花のように見える。花期は3~4月。花は直径4~5mm。萼片ははじめ黄緑色で、花が終わると緑色になる。花の後花茎の基部には楕円形の「むかご」ができる。
果実は熟すと2つに割れる。この裂開した果実の形が猫の目に似ていることから「猫の目草」という名がついたという。分布:北海道(西南部)~九州