© 産経新聞 大詰めを迎えた「祝い鯛」づくり=28日午後、堺市堺区(柿平博文撮影)
2021年12月29日(水)発行の「産経新聞」に”「正月を前に「祝い鯛」づくりが大詰め”という見出しの記事が掲載されています。
"正月の縁起物として食卓を飾る「祝い鯛」づくりが、堺市堺区の水産加工会社「川喜」で大詰めを迎えた=写真(柿平博文撮影)。今年は約5万匹を出荷する予定で、30日から店頭に並ぶ。
従業員らは最大1・5キロのタイを1匹ずつ跳びはねる姿になるよう串に刺し、備長炭でじっくりと姿焼きに。化粧塩や「福扇」の文字が入った扇で丁寧に飾り付けていった。
同社の泉谷将士さん(46)は「コロナ禍はまだ続きそうですが、祝い鯛を食べて1年を幸せに過ごしてほしい」と話していた。"
© 毎日新聞 提供 しめ縄や正月用品を市民が買い求める「年の瀬市」。降り積もった大雪で人出は少ないという=岐阜県高山市八軒町の高山陣屋前で2021年12月28日午前10時5分、大竹禎之撮影
”岐阜県高山市八軒町の観光名所、高山陣屋前で年末恒例の「年の瀬市」が開かれている。普段の陣屋前朝市は、野菜や漬物などを販売している。年の瀬市は陣屋前朝市組合の「しめ縄部会」を中心に、地元農家が作ったしめ縄や鏡餅など正月用品が並ぶ。
しめ縄はイセエビやダイダイなどの飾りがついた約1メートルの店舗向けや、一般家庭向けの「輪じめ」など、大小さまざまなしめ縄が並ぶ。家庭用は30~40センチ(1000~1500円)が売れ筋で、色とりどりのドライフラワーで飾られた洋風の「正月リース」1500円も人気がある。
家族3世代で約50年前からしめ縄を販売する山田勝彦さん(49)は「大雪予報を受け、人出がまだ少ない。多くの人に訪れてもらい、縁起物のしめ縄を飾ってほしい」と話す。
年の瀬市は午後3時ごろまで出店しており、最終日の31日は正午まで。【大竹禎之】”