2013年1月21日(月)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。
岩手県立花きセンターの本館(管理棟)の近くにある研修温室は、「高温区」、「中温区」、「低温区」に分かれていて、それぞれの温度に適した植物が植栽されています。
出入口から右側(西側)のエリアが「高温区」で、洋ランやアナナス類などが沢山植栽されています。
「高温区」の中ほどの棚の上に花を咲かせた洋ランが数鉢植栽展示されていました。その中の一つの名札には、ジゴペタルム属・マッケイと書かれていました。
ラン科 ジゴペタルム属 Zygopetalum(Z.):ブラジルを中心とした南アメリカ熱帯に約18種が分布する。着生または湿った崖地に生える。球茎は卵形で2~3枚の革質葉をつける。花茎は新しい球茎の基部より生じ、直立または斜上し約10花をつける。花はやや肉質で平開する。
唇弁は扇状に大きく開き、基部には環状の隆起が発達する。属名はギリシア語のzygon(くびき)とpetalon(花弁)とからなり、環状の隆起に因む。
ジゴペタルム・マッカイー’リー’ ラン科 ジゴペタルム属 Zygopetalum(Z.)mackay' Lee'
ブラジルに分布する大型の地生ラン。花茎は長く約90㎝、ときに曲がりくねり5~10花をつける。花は径約8㎝で平開する。唇弁は赤紫色の細い脈状斑が放射状に入り、脈上には同色の短毛が密生する。開花期は秋から冬。
以上、[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]
http://homepage2.nifty.com/shirai-iin/6Zygo.htm [ジゴペタルム]
http://www.iz2.or.jp/hayaphoto/index.php?page_no=0002229 [ジゴペタルム・マッカイー:京都府立植物園温室]