2012年4月28日(土)、磐井川の一関市山目側堤防に植えられている桜・ソメイヨシノ(染井吉野)を見に行ってきました。上の橋から100mほど上流の河川敷につくられている無料駐車場に車を駐めて、堤防上の道を歩いて磐井橋の下流130mほどの所まで往復しました。一関市の桜は一週間前ぐらいに開花宣言されていましたが、この日はほぼ満開でした。
(下)磐井川左岸(山目側)堤防の桜並木は130mほど続いています。
(上)磐井川の対岸には、萩荘・脇田郷にある脇田郷浄水場が見えます。
(上と下)磐井川河川敷にある広大な畑には、野菜だけでなく草花も植栽されています。この時期、水仙が花を沢山咲かせていました。
(下4つ)クチベニズイセン(口紅水仙)。Narcissus poeticus
ヒガンバナ科 スイセン(ナルシッサス)属 Narcissus:スペイン、ポルトガル、地中海沿岸、北アフリカに約50種分布する耐寒性の球根植物。
スイセン(水仙) Narcissus spp.有皮鱗茎で3~5枚の帯状や線形の葉を根生し、その中心から花茎を出す。花被片は白から黄色、副花冠は白、黄、桃、赤色で、11~4月に開花する。1茎1花のラッパズイセンN.pseudonarcissus、1茎に3~12花をつけるフサザキスイセンN.tazetta、副花冠の発達の良いバルボコディウムN.bulbocodiumや八重咲きの園芸品種がある。
フサザキスイセンは古く中国を経て日本まで渡来し自生化している。葉は4~6枚で扁平、花茎30~45cm、強い香りがある。花径2.5~4cmで花被は白、副花冠は白から黄色で、花期は11~3月。濃橙黄色、レモンイエローなどの変種がある。ニホンズイセンN.tazetta var.chinensisはその1つで、葉は4~6枚。花茎は約40cm、5~8花をつけ花被片は白、副花冠は黄色。八重咲き、緑花の変異がある。
1959年イギリス王立園芸協会はスイセンの園芸分類を行い、1969年に修正されて現在以下の分類体系が用いられている。切花、鉢物、花壇用に使用される。栽培:繁殖は分球。日当たり、排水の良い場所を選ぶ。花期:11~4月。
スイセンの園芸分類
①ラッパズイセン1茎1花で、副花冠が花被片と同長かそれより長いもの。②大杯スイセン1茎1花で、副花冠が花被片の3分の1以上で花被片より短いもの。③小杯スイセン1茎1花で、副花冠が長くても花被片の3分の1あるもの。④八重咲きスイセンあらゆる系統の八重咲きのもの。
以下の⑤~⑨までは種の特徴を中心としたもので、⑤トリアンドラス・スイセンN.triandrus、⑥シクラミネウス・スイセンN.cyclamineus、⑦ジョンキラ・スイセンN.jonquilla、⑧フサザキスイセン、⑨クチベニズイセンN.poeticus。⑩野生種。⑪スプリットコロナ・スイセン副花冠が3分の1以上裂けるもの。⑫どこにも入らないもの。以上に分けられている。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
クチベニズイセン(口紅水仙) ヒガンバナ科 スイセン(ナルシッサス)属 Narcissus poeticus
英名:Poeticus narcissi。スペイン、フランス、ギリシャに分布する多年草(球根植物)。花の中央にある副花冠は平たく、円盤状でひだがあり、淡黄色で縁が紅色なのが特色。副花冠の径は1.5cm前後。花弁は白色で、花の径は4~5cm。1茎に1~2花咲き、良い香りがする。葉は長さ30~15cm、花茎は30cmほど。亜種や変種が多く、副花冠が赤色のものもあり、花の大きさにも違いがある。開花時期:4~6月。[下記Webサイトより]
http://wisdom96.exblog.jp/12747256/ [日常から正方形に切り抜く:クチベニスイセン]
http://matome.naver.jp/odai/2132082054674211401/2132082267074261803 [クチベニズイセン:図鑑世界のスイセンの種類の画像一覧、全集]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~ya-su-da/ku1.html [花写真(クコ・クサギ・クチベニズイセン)]
http://www.geocities.jp/yunakisaragi/x-kutibrnizuisen.html [クチベニスイセン]
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/suisen-kutibeni0.htm [クチベニスイセン]