peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのマツバラン(松葉蘭)  2011年11月18日(金)

2011年11月30日 | 植物図鑑

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2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。午前中見学した本館(管理棟)の展示室には、70鉢ほどのシクラメンのほか、様々な珍しい植物が展示されていました。それらの中にマツバラン(松葉蘭)「根も葉も花もない植物」として紹介されていました。このマツバランは、’鳳明竺(ほうめいじく)’という園芸品種と思われます。

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マツバラン科 Psilotaceae:1属2種が沖縄などの世界の暖温帯、亜熱帯、熱帯に分布している。ほんとうの根がない着生、地生宿根草。また、地上茎は葉がない。茎についている鱗片状の突起はほんとうの葉ではない。茎は上部で分岐し箒状になる。この茎に胞子嚢がつく。

マツバラン科 マツバラン(プシロツム)属 psilotum :世界の熱帯、亜熱帯に2種の無根、無葉、地生または寄生のシダ状常緑宿根草。

マツバラン(松葉蘭) マツバラン科 マツバラン(プシロツム)属 Psilotum nudum

樹上や岩壁の割れ目などに着生する。根茎は細く、密に又状に分岐し、褐色の仮根を密につける。地上茎は密につく。江戸時代中期から野生種より変異個体のおもしろいものを選別し、多くの園芸品種を育成して古典植物として栽培されている。品種は茎色、葉色の変化からでき美しい。

園芸品種に、’玉巻竜’cv.Tamamakiryu、’鳳凰柳’cv.Hououyanagi、’鳳明竺’cv.Houmeijikuなどがある。

栽培 管理:夏の高温多湿で腐敗することがあるが、通風をよくし適当に光を与え、清潔に保てば耐寒性もかなりあり、もともと強健なため栽培は難しくない。株分けで殖やす。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3 [マツバラン(Wikipedia)]

http://tropicalplant.air-nifty.com/top/2006/07/post_4ac6.html [古代植物 マツバラン:シンガポール熱帯植物だより+あるふぁ]

http://www.engeinavi.jp/db/view/link/872.html [マツバラン、ホウキラン:園芸ナビ 植物図鑑]

http://homepage3.nifty.com/o-kita/saibai/sida1/sida1.html [マツバラン(キタの部屋)]


岩手県立花きセンターのヘリコニア・プシッタコルム  2011年11月18日(金)

2011年11月29日 | 植物図鑑

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2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。午後から見学した「花の館温室」亜熱帯温室エリアに植えられているヘリコニア・プシッタコルムが、赤い苞を開いて黄橙色の花を咲かせていました。なお、この日の花数が少なかったので、2010年12月17日に撮ったものも多数掲載しました。

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(上)ヘリコニアが群植されている所に「ヘリコニア・プシッタコルム」と記載された名札が立てられていましたが、その上に挿されている画像は別のものでした。

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(下)この画像は、ヘリコニア・カリバエア」ではないかと思います。

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ヘリコニア・プシッタコルム ヘリコニア(オウムバナ)科 ヘリコニア(オウムバナ)属 Heliconia psittacorum

プシッタコルムは東インド諸島から南アメリカに分布するヘリコニアの小型種で、高さ1mくらい。葉は長い葉柄があり、長さ30~15㎝。花序は直立し、長さ6cm。苞は細長く、長さ10㎝くらいで、4~5個がつき、赤色。花は黄橙色。切り花にもできる。

管理:高温多湿を好み、耐寒性は弱く、最低10℃は必要である。温室内に植えるが、排水の良い肥沃な土を用いる。半日陰で栽培し、夏期は遮光する。株分けで殖やす。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]

オウムバナ科 Heliconiaceae:色鮮やかな苞とバナナに似た葉が特徴的な熱帯植物である。オウムバナ(ヘリコニア)属1属からなり、中央・南アメリカや南太平洋諸島に約100種が分布するが、その大半は近年記載されたもので、雑種も多い。かつては「バショウ科」に分類されていたが、葉が2列に互生し、果実に少数(1~3個)の種子しか含まないことから、独立した科にされた。属名「ヘリコニア」は、ギリシャ神話の芸術の女神が住むヘリコン山に由来し、優雅な花姿にちなむ。「ロブスター・クロー(エビのはなみ)」「パロッツ・ビークス(オウムのくちばし)」などの英名があり、ゴクラクチョウカと混同されることもある。

この科の植物は、花蕙を出す偽茎とそれを支える地下の根茎からなり、偽茎は花が終わると枯れてしまう。偽茎は高さ1~6mに達し、花序が下垂する大型種もあるが、南アメリカの熱帯に広く分布し、変異の幅が広いヘリコニア・ストリクタH.strictaなど多くの種は高さ1m以下で、花序は直立する。花序は、2つに折れた舟形の苞に包まれ、花は短筒状の両性花で1日だけ開き、20個以上が順番に咲く。葉は普通2列に互生し、葉身の長さが高さの半分以上あることが多い。湿潤な低地の熱帯林に群生する種が多いが、中央アメリカ原産で、苞が橙赤色のヘリコニア・プシッタコロムH.psittacorumのように狭い葉をもつ種は、日当たりのよい開けた所に生育する。さらに、根茎を伸ばして1m以上も離れた所から新しい偽茎を出す種もある。(以下省略)[朝日新聞社発行「週刊朝日百科・第115号(バナナ パイナップル)」より]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/heliconia-psittacorum.html [ヘリコニア・プシッタコルム]

http://www.botanic.jp/plants-ha/helpsi.htm [shu)^^)Homepage,ヘリコニア・プシッタコルム]

http://www.weblio.jp/content/%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%A0 [ヘリコニア・プシッタコルムとは:植物図鑑 Weblio辞書]

http://g-kamu.com/htm/pusittakorumu.htm [ヘリコニア・プシッタコルム]

http://tropicalplant.air-nifty.com/top/2008/07/2_118f.html [ヘリコニア2:シンガポール熱帯植物だより+あるふぁ]


岩手県立花きセンターのヘリコニア・カリバエア  2011年11月18日(金)

2011年11月29日 | 植物図鑑

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(上)画像がついた名札には「ヘリコニア・プシッタコルム」と書かれていましたが、植物図鑑などを見ると、「プシッタコルム」はこの植物とは違うようです。

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2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。午後から見学した「花の館温室」亜熱帯温室エリアに植えられているヘリコニア・カリバエと思われる植物が、花のように見える幅広くて朱赤色の苞を10数個2列につけていました。

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オウムバナ(バショウ)科 ヘリコニア(オウムバナ)属 Heliconia :熱帯アメリカと太平洋諸島に30~40種が分布するといわれる多年草で、バナナと同じように偽茎をつくる。葉は長楕円形で、長い葉柄のあるものがある。葉と苞が2列に並び、美しいものが多い。花穂(花序)は直立または下垂し、多数の美しい苞をつける。花は苞に包まれる。

ヘリコニア・カリバエア オウムバナ(バショウ)科 ヘリコニア(オウムバナ)属 Heliconia caribae

カリバエは、西インド諸島原産の大型種で、高さ2mくらいになる。葉は長さ1~1.8m、長い葉柄がつく。花序は長く、直立し、幅の広い苞が10数個2列に並ぶ。苞は赤色で、時に黄色や緑色のものもある。

管理:高温多湿を好み、耐寒性は弱く、最低10℃は必要である。温室内に植えるが、排水の良い肥沃な土を用いる。半日陰で栽培し、夏期は遮光する。株分けで殖やす。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]

オウムバナ科 Heliconiaceae:色鮮やかな苞とバナナに似た葉が特徴的な熱帯植物である。オウムバナ(ヘリコニア)属1属からなり、中央・南アメリカや南太平洋諸島に約100種が分布するが、その大半は近年記載されたもので、雑種も多い。かつては「バショウ科」に分類されていたが、葉が2列に互生し、果実に少数(1~3個)の種子しか含まないことから、独立した科にされた。属名「ヘリコニア」は、ギリシャ神話の芸術の女神が住むヘリコン山に由来し、優雅な花姿にちなむ。「ロブスター・クロー(エビのはなみ)」「パロッツ・ビークス(オウムのくちばし)」などの英名があり、ゴクラクチョウカと混同されることもある。

この科の植物は、花蕙を出す偽茎とそれを支える地下の根茎からなり、偽茎は花が終わると枯れてしまう。偽茎は高さ1~6mに達し、花序が下垂する大型種もあるが、南アメリカの熱帯に広く分布し、変異の幅が広いヘリコニア・ストリクタH.strictaなど多くの種は高さ1m以下で、花序は直立する。花序は、2つに折れた舟形の苞に包まれ、花は短筒状の両性花で1日だけ開き、20個以上が順番に咲く。葉は普通2列に互生し、葉身の長さが高さの半分以上あることが多い。湿潤な低地の熱帯林に群生する種が多いが、中央アメリカ原産で、苞が橙赤色のヘリコニア・プシッタコロムH.psittacorumのように狭い葉をもつ種は、日当たりのよい開けた所に生育する。さらに、根茎を伸ばして1m以上も離れた所から新しい偽茎を出す種もある。(以下省略)

[朝日新聞社発行「週刊朝日百科・第115号(バナナ パイナップル)」より]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/musaceae/heliconia_carbaea/heliconia_carbaea.htm [ヘリコニア・カリバエア]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/h-caribae.html [ヘリコニア・カリバエア]

http://blogs.yahoo.co.jp/kasinoki_nao/11381487.html [カリブのヘリコニア]

http://www.sunfield.ne.jp/~ameisei/herikoniakaribae.htm [ヘリコニア・カリバエア]

http://ameblo.jp/wishfellow/entry-10568290066.html [ヘリコニア一覧:fellowの美味しい物大好き]


岩手県立花きセンターのヒメバショウ(姫芭蕉)/ ビジンショウ(美人蕉)  2011年11月18日(金)

2011年11月28日 | 植物図鑑

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2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。午後から見学した「花の館温室」亜熱帯温室エリアに植えられているヒメバショウ(姫芭蕉)/ビジンショウ(美人蕉)が、花のように見える深紅色の苞を幾つもつけていました。

http://www.pref.iwate.jp/~hp3005/file-sisetu/setumei-004.html [岩手県立花きセンター:施設の紹介:花の館温室]

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バショウ科 バショウ(バナナ)属 Musa :は約40種からなり、根茎から次々に吸芽(きゅうが=地下茎から出る側芽)を出し、栄養繁殖をして大きな株をつくる多年草である。もともと東南アジアの熱帯地域の植物で、インド東部からオーストラリア北部にかけて分布し、アフリカや南・北アメリカには自生しない。アフリカには、開花すると株ごと枯死してしまうエンセーテ属が分化している。

バショウ属は、自生では大きな集団をつくることが多いが、その場合は、属内の異なるグループ(節)の種が混じるか、同じグループ内の大型種と小型種が組み合わさるのが普通である。森林を焼き払った焼き畑の跡地に、大草原をつくることもある。バショウ属の自生種は、人間による森林破壊にともなって分布域を拡大してきたといえよう。

バショウ属は、幾つかのグループに分けられる。バショウのグループは、東南アジアの大陸部から西マレーシアの熱帯地域を中心に、約15種からなり、食用のバナナもこのグループの種から栽培化された。ヒメバショウのグループは、10種足らずからなり、インドシナ半島から西マレーシア熱帯地域に分布する。小型だが花序が美しい種が多く、観賞用に栽培される。

>ヒメバショウ(姫芭蕉)バショウ科 バショウ(バナナ)属 Musa coccinea

別名:ビジンショウ(美人蕉)。中国南部から東南アジア原産の大型の多年草。偽茎の高さが1~2mのかわいらしいバショウ(芭蕉)である。花茎は直立し、深紅色の苞が美しい。九州南部では露地でも越冬し、切り花用としても栽培される。

[朝日新聞社発行「週刊朝日百科・植物の世界115号(バナナ・パイナップル)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36680369&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:ビジンショウ(美人蕉/ヒメバショウ(姫芭蕉)]


岩手県立花きセンターのラパゲリア・ロセア  2011年11月18日(金)

2011年11月27日 | 植物図鑑

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2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。午後から見学した「花の館温室」南緯40度温室内に植えられているラパゲリア・ロセアが、濃ピンク色の花を沢山咲かせていました。

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ラパゲリア・ロセア ユリ科 ラパゲリア属 Lapageria rosea

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36462588&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのラパゲリア・ロセア/ツバキカズラ ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=33333794&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:ラパゲリア・ロセア / ツバキカズラ(椿葛)]