peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市中里・柵瀬のオオアワダチソウ(大泡立草) 2014年7月30日(水)

2014年07月31日 | 植物図鑑

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2014年7月30日(水)、一関市・柵瀬橋の近くに行きました。現在の「柵瀬橋(さくのせばし)」は 2010年10月から使用されているようですが、中里側に前の柵瀬橋が使われていた頃に使用されていた道路が残っていました。(現在は橋の所で行き止まり。)

http://blogs.yahoo.co.jp/seremu1475/27175157.html [一関遊水地内の新道と柵の瀬橋:裏パグ王:Yahoo!ブログ  ]

http://www.geocities.jp/kzyco/bridge/sakunosebasi.htm [柵瀬橋]

 その後、舞川側に行き、川に沿って伸びている道路を歩いてみました。道路沿いに群生しているオオアワダチソウ(大泡立草)が、花穂に黄色い花を沢山咲かせていました。

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オオアワダチソウ(大泡立草)キク科 アキノキリンソウ属 Solidago gigantea var.leiophylla

北アメリカ原産の多年草(帰化植物)。明治時代に観賞用として日本に入ってきた が、現在では日本全国の荒地や河川敷などに野生化している。但し、 同属の帰化植物であるセイダカアワダチソウのように大群落にはなら ない。 高さは50~150㎝。葉は互生し、長さ6~10㎝の披針形で、上半部には鋸歯がある。

7~9月、茎の上部に円錐花序をつくり、直径約7㎜の黄色の頭花が多数つく。セイダカアワダチソウより花期が早く、セイダカアワダチソウが咲く頃にはもう花は終わっている。茎や葉はざらつかず、花穂の先端部 分が横に曲がる。 属名は、ラテン語のsolidus(「完全な」の意)とago(「導く」の意)に由来し、ヨーロッパで傷薬に用いられたことによる。

和名のオオアワダチソウアワダチソウ(アキノキリンソウ)S.virgaurea L.subsp.asiatica Kitam. に似て、かつ大形であることに因む。「アワダチソウ(泡立草)」は、豊かに盛り上がる花の集まりを酒を醸した泡に見立てたもの。

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42836163&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市山目字十二神のオオアワダチソウ(大泡立草) 2013年7月16日(火) ]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%AA%A5%AA%A5%A2%A5%EF%A5%C0%A5%C1%A5%BD%A5%A6 [peaの植物図鑑:一関市田村町のオオアワダチソウ(大泡立草)2009年7月21日]


一関市中里・柵瀬のクサギ(臭木) 2014年7月30日(水)

2014年07月31日 | 植物図鑑

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2014年7月30日(水)、一関市中里・柵瀬橋の近くに行きました。現在の「柵瀬橋(さくのせばし)」は    年   月から使用されているようですが、その前の柵瀬橋が使われていた頃に使用されていた道路が残っていました。(左側の路、橋の所で行き止まり。)

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一関統合揚水機場:「一関第1遊水地」内の田んぼ148.5ha(ヘクタール)を潤すポンプ(揚水機)場で、北上川より直径350ミリの水中ポンプ2台で揚水している。平成19年に造成されたもので、大小約50あった揚水機場を2つに統合されたうちの1つ。県道一関~北上線「柵瀬橋」から500mほどの所にある。道路沿いに生えているクサギ(臭木)が、香りの良いクリーム色の花を沢山咲かせていました。

http://www.terui1170.com/syasin(sisetu10).html [フクロウじいちゃんの土地改良施設:ポンプ場(揚水機場)]

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クサギ(臭木) クマツヅラ科 クサギ属 Clerodendron trichotomum

枝や葉を切ると独特の臭気があるのでこの名がある。山野に生える落葉小高木。高さはふつう3~5m。樹皮は暗灰色で、丸い皮目が目立つ。葉は対生し、長さ8~15cmの三角状卵形または広卵形。花期は8~9月。枝先に香りの良い白い花を多数つける。花は長さ2cmほどで、ガクは赤味を帯び、雄しべと雌しべは花から長く突き出ている。果実は直径7㎜ほどの球形で、藍色に熟す。果期にはガクが真っ赤になって、大きく開き、果実とのコントラストが美しい。分布:日本全土。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42951947&blog_id=82331 [peaの植物図鑑: 一関市東山町松川のクサギ(臭木)2013年8月19日(月)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40818459&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町「げいび渓」のクサギ(臭木)2011年8月13日(月)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38423410&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町「唐梅館公園」のクサギ(臭木)2011年9月29日(木)]


一関市「釣山公園」のオオハンゴンソウ(大反魂草) 2014年7月27日(日)

2014年07月30日 | 植物図鑑

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2014年7月27日(日)、一関市の「釣山公園」昨年、すぐ近くに無料で利用できる広い駐車場立派なトイレができたので、大変便利になりました。この公園には年に4回は行きますが、広い公園の中に植栽されている樹木や草花の何かが目にとまります。この日は、「藩主の井戸/清庵ケ池」の前の道を通って、「アジサイ園」の下の斜面の所に行くと、オオハンゴンソウ(大反魂草)が鮮黄色の花を沢山咲かせていました。

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オオハンゴンソウ(大反魂草) キク科 ルドベキア(オオハンゴンソウ)属 Rudbeckia laciniata

カナダからアメリカ合衆国東部が原産地の多年草で、山地帯の湿った草地や林縁に生える。性質が強く、園芸植物として広く栽培されたので、現在各地で大繁殖して群落を形成、在来種を脅かすことから駆除も行われている。「反魂」とは魂を呼び戻すことで、深裂する葉を幽霊の掌に見立てたことに由来するとされる。直立する茎は高さ2m近くもあり、上部で枝分かれして、先端に鮮やかな黄色の花が咲く。花の最盛期は7~8月だが、10月頃まで咲いている。頭花は直径10cmほどで、10個ほどの舌状花が1列に並んだ一重咲き。日本でよく見られるのは万重咲きの園芸品種で、ハナガサギク(花笠菊)と呼ばれている。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40780498&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:紫波町「城山公園」のオオハンゴンソウ(大反魂草)2012年8月5日(日) ]

 

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35237845&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市のオオハンゴンソウ(大反魂草)]


一関市「釣山公園」のアオギリ(青桐) 2014年7月27日(日) 

2014年07月29日 | 植物図鑑

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2014年7月27日(日)、一関市の「釣山公園」昨年、すぐ近くに無料で利用できる広い駐車場立派なトイレができたので、大変便利になりました。この公園には年に4回は行きますが、広い公園の中に植栽されている樹木や草花の何かが目にとまります。この日は、「藩主の井戸/清庵ケ池」の近くに生えている3本ほどのアオギリ(青桐)がクリーム色の花を咲かせ始めていました。

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(下)奥の方に見える高い山は、舞川にある「烏兎ケ森(うとがもり)」(標高351m)のようです。県道19号線の近くです。

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アオギリ(青桐) アオギリ科 アオギリ属 Firmiana simplex

別名:アオノキ。亜熱帯に自生する落葉高木で、生長が早く、大きな葉が涼しい木陰をつくる。街路樹としてよく植えられているが、伊豆半島や紀伊半島、四国、九州の沿岸地には野生化している。幹は直立して高さ15mぐらいになる。樹皮は緑色で滑らか。若枝には柔らかい星状毛がある。葉は枝先に集まって互生し、長さ15~25㎝の大形の扁円形で、浅く3~5裂する。縁は全縁で、基部は心形。はじめは葉の両面と葉柄に褐色の柔らかい星状毛があるが、のち裏面を除いて毛は落ちる。

6~7月、枝先に大形の円錐花序を出し、帯黄色の小さな花を多数開く。花序には帯黄色の星状毛が密生し、同じ花序に雄花と雌花が混じって咲く。花には花弁はない。花弁のように見えるのは5個の細長いガク片で、開出して反り返る。外側には帯黄色の星状毛が密生する。雄花では花糸が合着して長さ約1.2cmの筒状になり、その先端に葯が球状に集まってつく。雌しべは退化している。雌花ではガク片の基部が赤味を帯び、長さ約5mmの花糸と合着した柄の先に1個の雌しべがあり、その基部を退化した葯が取り巻く。

果実は長さ8~10cmの袋果で、成熟する前に5裂する。裂片は笹舟のような形で、縁に数個の種子がある。種子は直径約1㎝の球形で、網状の皺がある。昔は種子を炒って食べたり、第二次大戦中にはコーヒーの代用にした。樹皮が緑色で、葉がキリ(桐)に似ているので青桐の名がある。中国名は梧桐。用途:庭木、公園・街路樹、器具材。分布:沖縄、中国、台湾、インドシナ。 [山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40773827&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:紫波町「城山公園」のアオギリ(青桐)2012年8月5日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35971619&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市釣山公園のアオギリ(青桐)2010年10月30日(土)]


一関市道の駅「厳美渓」のハクウンボク(白雲木) 2014年7月27日(日)

2014年07月29日 | 植物図鑑

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2014年7月27日(日)、一関市博物館(一関市厳美町字沖野々215番地1)主催の館長講座第1回が、同館ロビーの特設会場で開催されました。昨年の4月に就任した入間田亘夫館長(東北大学名誉教授)が「骨寺村絵図に描かれた駒形根と六所宮について」と題して講演されました。(13:30~15:00、受講者約40名)。

 隣接する道の駅「厳美渓」の敷地内に植栽されている5,6本のハクウンボク(白雲木)が、実を沢山付けていました。

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ハクウンボク(白雲木) エゴノキ科 エゴノキ属 Styrax obassia

山地に生え、高さ6~15mになる落葉高木。若枝の表皮は縦に剥がれやすい。樹皮は灰白色。葉は互生し、長さ10~20㎝の円形で、縁の上部にわずかに鋸歯がある。葉柄の基部は冬芽を包む。5~6月、枝先に長さ10~20㎝の総状花序を出して、白い花を多数下垂する。花冠は長さ約2㎝で5深裂する。雄しべは多数。雌しべは1個。果実は直径1.4~1.7㎝の球形で9月に熟す。種子は1個。用途:庭木、公園樹、器具材。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42928252&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市博物館館長講座&道の駅「厳美渓」のハクウンボク(白雲木)の実 2013年8月11日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42609266&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市道の駅「厳美渓」のハクウンボク(白雲木)の花 2013年6月8日(土)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37600928&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「道の駅・厳美渓」のハクウンボク(白雲木)2011年6月5日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35265516&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市・道の駅「厳美渓」のハクウンボク(白雲木)2010年8月13日(金)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%CF%A5%AF%A5%A6%A5%F3%A5%DC%A5%AF [peaの植物図鑑:ハクウンボク(白雲木)の実]