2014年4月29日(火)、岩手大学ミュージアム主催の「平成26年度岩手大学構内 桜めぐり」が開催されるということをチラシで知ったので、一人で電車と徒歩で行ってきました。
http://www.iwate-u.ac.jp/event/event201404.shtml [平成26年度岩手大学構内桜めぐり]
盛岡に電車で良く出かける妻に教えられた通りに行ったつもりでしたが、開催時間までに大部余裕があったので、街中の花などを撮りながら歩いていたら「上田一丁目23」の表示がある所に出てしまいました。岩手大学農学部旧正門でした。
受付を済ませた見学者たちが、「岩手大学 Museum Staff」と記された鮮やかな黄色い帽子を被ったボランティアの人たちに案内されながら歩いていました。
(下)「農学部3号館」脇から「トイレ」がある方に伸びている道路沿いに「農学部食堂」があり、道路を挟んだ向かい側に植栽されている桜の木の中に1本だけでしたが、オオシマザクラ(大島桜)が、白い花を沢山咲かせていました。伊豆大島に多いのが名前の由来。葉には芳香があり、桜餅に使う。開花と同時に伸びる若芽は緑色。
オオシマザクラ(大島桜) バラ科 サクラ属 Prunus Jannesiana var.speciosa
伊豆諸島に自生するほか、房総半島や伊豆半島では古くから栽培され、野生化している。高さ8~10mになる落葉高木。樹皮は暗灰色。葉は倒卵状長楕円形または倒卵状楕円形で長さ8~13㎝。質はやや厚く、先端は長く尾状に尖り、縁には先が芒状に尖った鋸歯がある。両面とも無毛で、裏面は淡緑色。葉柄も無毛。
3月下旬~4月上旬、鮮緑色の新葉と同時に、直径3~4㎝の白くて香りのある一重の花が3~4個散房状に咲く。花弁は5個で先は2裂し、平開する。花柄は長さ2~4㎝と長くて太い。萼と花柄は無毛。果実は球形で紫黒色に熟す。葉は塩漬けにして桜餅を包むにに使う。用途:庭木、公園・街路・防風樹、器具材、薪炭、接ぎ木の台木。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]