2012年7月14日(土)、花巻市南部家敷農園・どぜう村の「ゆり園」(花巻市高松20地割160番地)に行ってきました。http://www.nanbuyashiki.jp/dozeu/dozeu.html [南部家敷農園どぜう村「八福どぜう庵」]
プリンスプロミスなど数種類のユリ(百合)が沢山花を咲かせていました。どこにも名札がついていませんでしたが、下記のWebサイトの記載が参考になりました。http://www.nanbuyashiki.jp/dozeu/yurien11.html [南部家敷農園 ゆり園 開花情報]
レストランの近くにある池では、(下9つ)スイレンの園芸品種で最も有名な’アトラクション’(非耐寒性スイレン)などが花を沢山咲かせていました。
スイレン(睡蓮) スイレン科 スイレン(ニンファエア)属 Nymphaea hybrida
スイレンの仲間は世界の熱帯~温帯、寒帯地方の沼沢に広く自生している非耐寒性~耐寒性多年草。これを親として花の美しい園芸品種が多数育成されている。春から秋に基部に切れ込みのある円形の葉を水面に浮かべ、冬には枯れて休眠する。5~10月、根茎から伸ばした花茎の先に、直径10~25cmの花を水面に浮かべて咲かせる。花は昼咲きで、花色はピンク、紅紫、赤、橙、青、青紫、白などがある。
熱帯スイレンと温帯スイレンがあるが、一般には耐寒性のある温帯スイレンが栽培される。熱帯スイレンN.capensisは球根性で、葉の縁には鋸歯があり、花弁は先が尖り、花は水面より突き出て咲く。青色系が多く、夜咲きも多い。
スイレンは中国名の睡蓮を音読みしたもので、属名のニンファエアはギリシアの水の精ニンフから付けられたもの。日本にはヒツジグサ1種が自生する。最近は小さな容器でも育てられる小型種が出回り、ヒメスイレン(姫睡蓮)と呼ばれて人気がある。
栽培管理:鉢に植え、水槽や水鉢に沈める。日当たりが悪いと花が咲かないのでできるだけ日当たりの良い場所に置く。水が腐らないように注意し、濁ったら水を入れ替える。熱帯スイレンは、冬は室内に入れ越冬させる。植え付けは4~5月。
[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」&同「色・季節でひける花の事典820種」より]