またまたCDを発注してしまった。これもミュンヘンの歌劇場の新レーベルの経済波及効果だ。つまり月末に発売されるCDを購入する為に送料無料分をリストアップしているうちに既に二度注文を繰り返し、これが三度目。四度目はお目当てで、五度目はブルーレイ「死の街」が続く。最後のものは場合によれば劇場で直接購入もあり得るだろう。
ミュンヘンのオペラ劇場は月曜日から前売りが始まりそうで、先ずは木曜日の再開公演が飛ぶように売れるだろう。ネット中継されるが、やはり人が入るとコンサート形式でも急に雰囲気が変わる。そこで語られるように短期間に準備の出来る地元の聴衆だけでも全く問題はない。既にネットのメンテナンスは昨夜辺りに行われたようで、準備は整ってきている。入場者数も50人か、200人か、500人かそれとも格子状になるのかは分からないとスポークスマンが答えているので、6月末からのオペルンフェストシュピーレも市松模様状を模索していることが分かった。そうなると1200人ほどの入場は可能となるので、当たる可能性が一挙に上がる。但しルツェルンなどの状況を見ると、休憩のある無しを別にしても長丁場の楽劇を上演しようと思えばやはり500人程が上限ではないかと思う。休憩の出入りで定員半数の入退場は不可能に近い。券が入るならばやはりルートヴィッヒス二世のような気持で「トリスタン」を鑑賞したいのである。
因みに今回発注したCDは、全て二枚組で、ピエール・ブーレーズがベルリンで録音したラヴェル曲集で、録音していた当時のインタヴューを思い出す。録音も金てクリーヴランド、シカゴ、ベルリンと振って来ての楽団の特徴などが質問されていた。当時は取り分けフィルハーモニカーが過渡期的に核ソロ奏者もコンツェルトマイスターなども冴えなかった時期なので、その高弦の特徴だけを語っていた。録音を聴いても超一流との差は甚だ大きかった。触りを聴く限りクリーヴランドのような美観は無いのだが、それでもその曲集の評判はとても高いようで興味津々である。
もう一つは、亡くなったビエロフラーヴェク指揮のチェコフィルのヤナーチェック曲集である。中々いい録音が少ないヤナーチェックの二枚組で7.99ユーロは買っておかないといけないと思った。もう一つは、これまた録音が限られるブリテン作曲「真夏の夜の夢」で、同シリーズの「ネジの回転」はLPで所持しているのだが、コリン・デーヴィス指揮のこれも興味深い。
二枚目のLPが届いた。これだけは最後の一枚で、その後に価格が三倍に跳ね上がっていた。なぜ安かったかは知らないが、ジャケットは見覚えがある人が多い筈だ。誰の絵だったかと裏を見るとフィッシャーディスカウ画と書いてある。調べてみたが、カタログに見つからず何時頃のその写真から描いたとかの情報が無い。
録音はベルリンのダーレムにてハイデルベルクのファンゲースト氏が行っているのでそれなりに聴き応えがあるだろうか。中にノートも入っていないのは最初からだったのか、前回のツュルターのそれよりも幾分製造コストを落としてある。当時は著作権が活きていた。
参照:
配達された新品のLP 2021-04-29 | テクニック
教養講座のような内容 2021-04-22 | 音
ミュンヘンのオペラ劇場は月曜日から前売りが始まりそうで、先ずは木曜日の再開公演が飛ぶように売れるだろう。ネット中継されるが、やはり人が入るとコンサート形式でも急に雰囲気が変わる。そこで語られるように短期間に準備の出来る地元の聴衆だけでも全く問題はない。既にネットのメンテナンスは昨夜辺りに行われたようで、準備は整ってきている。入場者数も50人か、200人か、500人かそれとも格子状になるのかは分からないとスポークスマンが答えているので、6月末からのオペルンフェストシュピーレも市松模様状を模索していることが分かった。そうなると1200人ほどの入場は可能となるので、当たる可能性が一挙に上がる。但しルツェルンなどの状況を見ると、休憩のある無しを別にしても長丁場の楽劇を上演しようと思えばやはり500人程が上限ではないかと思う。休憩の出入りで定員半数の入退場は不可能に近い。券が入るならばやはりルートヴィッヒス二世のような気持で「トリスタン」を鑑賞したいのである。
因みに今回発注したCDは、全て二枚組で、ピエール・ブーレーズがベルリンで録音したラヴェル曲集で、録音していた当時のインタヴューを思い出す。録音も金てクリーヴランド、シカゴ、ベルリンと振って来ての楽団の特徴などが質問されていた。当時は取り分けフィルハーモニカーが過渡期的に核ソロ奏者もコンツェルトマイスターなども冴えなかった時期なので、その高弦の特徴だけを語っていた。録音を聴いても超一流との差は甚だ大きかった。触りを聴く限りクリーヴランドのような美観は無いのだが、それでもその曲集の評判はとても高いようで興味津々である。
もう一つは、亡くなったビエロフラーヴェク指揮のチェコフィルのヤナーチェック曲集である。中々いい録音が少ないヤナーチェックの二枚組で7.99ユーロは買っておかないといけないと思った。もう一つは、これまた録音が限られるブリテン作曲「真夏の夜の夢」で、同シリーズの「ネジの回転」はLPで所持しているのだが、コリン・デーヴィス指揮のこれも興味深い。
二枚目のLPが届いた。これだけは最後の一枚で、その後に価格が三倍に跳ね上がっていた。なぜ安かったかは知らないが、ジャケットは見覚えがある人が多い筈だ。誰の絵だったかと裏を見るとフィッシャーディスカウ画と書いてある。調べてみたが、カタログに見つからず何時頃のその写真から描いたとかの情報が無い。
録音はベルリンのダーレムにてハイデルベルクのファンゲースト氏が行っているのでそれなりに聴き応えがあるだろうか。中にノートも入っていないのは最初からだったのか、前回のツュルターのそれよりも幾分製造コストを落としてある。当時は著作権が活きていた。
参照:
配達された新品のLP 2021-04-29 | テクニック
教養講座のような内容 2021-04-22 | 音