日曜日は真夏並みに摂氏28度になった。三月が温かく、四月が寒く、五月は両方である。アイスケーニゲンの霜の季節でもある。だから一日で25度以上の温度差となった。暖かくなるのは良いが、空気が温まって仕舞わないことを望む。陽射しだけ暖かいぐらいが一番過ごしやすい。
週明けはキリストの昇天で木曜日に休みが入るので、そこまでに片づけておかないといけない。先ずは天気の良い内に一っ走りしてとなる。
ルツェルン音楽祭のオファーも其の侭受け容れるのでメールを返しておこう。ヴュルツブルクへの電話と支払いは月曜日には一通り今後の見通しが整理されて出るので、火曜日以降に電話が掛けられる時でもいいだろう。
バイエルン州ではビアーガルテンが開いて、本格的な緩和となる。週明けには連邦全体の接種率が一回では三分の一へとなる。二三週間後の上昇に於いて接種が五割に近づくという事だろう。数理的に計算されていると思われる。くどい様だがバイエルンでの予定が週明けに定まればよい。
それを待って、他州での予定も立てる。先ずは、アルテオパーでの券を交換して、それでも金券が30ユーロほど残っていた件だ。自分でもなにの金券かよく思い出せなかった。兎に角年末まで使わなければ現金化できるが、また手数料を取られる、だから使ってしまいたかった。プログラムを調べるが一年後までもいいのが出てこない。それでも何とかこれならというのが見つかった。同価格帯で態々フランクフルトまで走る価値のあるものだ。
クリスティアン・ベザイデンホウトというピアノフォルテで有名な人のモーツァルトリサイタルである。ソロは聴いたことが無いがバロック楽団と一緒には間違いなく聴いている筈だが、モーツァルトも熱心に弾いているようなので一度聴いてみようと思った。価格も26ユーロからあるので都合がよい。但し中ホールも定員半数なので、シングル席とペアー席が別れていて、シングル席の選択の可能性は小さい。
ペアーで入れないと間隔を空けての人数を稼げないからである。ベルリナーフィルハーモニカーでもその影響が大きかった。場合によって二枚続きの格下席を買う可能性もあったぐらいだ。ここでもまたもや最前列へと出てしまった。ピアノフォルテなので遠い必要もない。結局手数料2,64が含まれた33ユーロの席から前回手数料を引かれた金券30,91ユーロを使って、更に今回のサーヴィス料0,96を加算して、3,05ユーロ支払った。なにがなんだかわからないが、これで無事開催されればこれまたコロナ禍の一つが終る。最前列は視界ではお得では全く無いのだが、中ホールでのいつもより響く音響を愉しめればそれでよい。
金券はその出所を調べたらブログで分かった。フル収容の時に購入した券が36ユーロで、それがキャンセルになって、再び減員で購入した券が150ユーロだった。だから最初の分だけが金券になっていたのだった。結局同じコンサートで三回も券を購入したようなものだ。
CDやLPを流している。BGM程度であるが、それでも金を掛けて制作した録音芸術品は、その繋ぎ合わせたいいとこどりのテークと並んで、プロジェクトのコンセプトである音響芸術がそこに拡がる。オーディオファンにとっては何処までも幻想を追いかけなければいけない世界がそこに拡がる。今更ながら、出来上った音源はハイレゾでなくても美しい。それはネット生中継には求められない音響の芸術である。なぜ安価なライヴ録音のメディア化には歴史的な意味以外には価値が無いかの証明である。ハイレゾでの臨場感以上のものはメディア商品には求められないからである。
今回購入したCDやLPは其々それなりに音作りがしてあって、音響芸術的な価値があった。音楽的にこれはと思ったのはやはりチェコフィルの演奏したヤナーツェック曲集で、とても素晴らしい出来で、くれぐれも指揮者ビエロフラーヴェックの死去が惜しまれる。本人の言う通り、チェコフィルが世界のトップの管弦楽団に復帰していたことは間違いないと思う。最後に聴いたのはコシュラー指揮の時だったと思うが、この指揮者の下で全く質の違う演奏をしている。LPのプフィッツナーの方は矢張り聴き応えがあった。
参照:
国内ツアーのその意味 2020-09-24 | 文化一般
再びアルテオパーへの券 2021-05-03 | 文化一般
週明けはキリストの昇天で木曜日に休みが入るので、そこまでに片づけておかないといけない。先ずは天気の良い内に一っ走りしてとなる。
ルツェルン音楽祭のオファーも其の侭受け容れるのでメールを返しておこう。ヴュルツブルクへの電話と支払いは月曜日には一通り今後の見通しが整理されて出るので、火曜日以降に電話が掛けられる時でもいいだろう。
バイエルン州ではビアーガルテンが開いて、本格的な緩和となる。週明けには連邦全体の接種率が一回では三分の一へとなる。二三週間後の上昇に於いて接種が五割に近づくという事だろう。数理的に計算されていると思われる。くどい様だがバイエルンでの予定が週明けに定まればよい。
それを待って、他州での予定も立てる。先ずは、アルテオパーでの券を交換して、それでも金券が30ユーロほど残っていた件だ。自分でもなにの金券かよく思い出せなかった。兎に角年末まで使わなければ現金化できるが、また手数料を取られる、だから使ってしまいたかった。プログラムを調べるが一年後までもいいのが出てこない。それでも何とかこれならというのが見つかった。同価格帯で態々フランクフルトまで走る価値のあるものだ。
クリスティアン・ベザイデンホウトというピアノフォルテで有名な人のモーツァルトリサイタルである。ソロは聴いたことが無いがバロック楽団と一緒には間違いなく聴いている筈だが、モーツァルトも熱心に弾いているようなので一度聴いてみようと思った。価格も26ユーロからあるので都合がよい。但し中ホールも定員半数なので、シングル席とペアー席が別れていて、シングル席の選択の可能性は小さい。
ペアーで入れないと間隔を空けての人数を稼げないからである。ベルリナーフィルハーモニカーでもその影響が大きかった。場合によって二枚続きの格下席を買う可能性もあったぐらいだ。ここでもまたもや最前列へと出てしまった。ピアノフォルテなので遠い必要もない。結局手数料2,64が含まれた33ユーロの席から前回手数料を引かれた金券30,91ユーロを使って、更に今回のサーヴィス料0,96を加算して、3,05ユーロ支払った。なにがなんだかわからないが、これで無事開催されればこれまたコロナ禍の一つが終る。最前列は視界ではお得では全く無いのだが、中ホールでのいつもより響く音響を愉しめればそれでよい。
金券はその出所を調べたらブログで分かった。フル収容の時に購入した券が36ユーロで、それがキャンセルになって、再び減員で購入した券が150ユーロだった。だから最初の分だけが金券になっていたのだった。結局同じコンサートで三回も券を購入したようなものだ。
CDやLPを流している。BGM程度であるが、それでも金を掛けて制作した録音芸術品は、その繋ぎ合わせたいいとこどりのテークと並んで、プロジェクトのコンセプトである音響芸術がそこに拡がる。オーディオファンにとっては何処までも幻想を追いかけなければいけない世界がそこに拡がる。今更ながら、出来上った音源はハイレゾでなくても美しい。それはネット生中継には求められない音響の芸術である。なぜ安価なライヴ録音のメディア化には歴史的な意味以外には価値が無いかの証明である。ハイレゾでの臨場感以上のものはメディア商品には求められないからである。
今回購入したCDやLPは其々それなりに音作りがしてあって、音響芸術的な価値があった。音楽的にこれはと思ったのはやはりチェコフィルの演奏したヤナーツェック曲集で、とても素晴らしい出来で、くれぐれも指揮者ビエロフラーヴェックの死去が惜しまれる。本人の言う通り、チェコフィルが世界のトップの管弦楽団に復帰していたことは間違いないと思う。最後に聴いたのはコシュラー指揮の時だったと思うが、この指揮者の下で全く質の違う演奏をしている。LPのプフィッツナーの方は矢張り聴き応えがあった。
参照:
国内ツアーのその意味 2020-09-24 | 文化一般
再びアルテオパーへの券 2021-05-03 | 文化一般