相変わらず背骨や腰が痛い。筋肉痛と言いよりも舗装道路を無理やり走った感じに近い。ふと見ると変異株でのコロナ症状で関節に来るとあったが本当だろうか。既に四、五回感染していて今度もそうだとすると明らかにコロナ_3.0である。体調が悪かったのは砂利道を走ったというよりもコロナ感染でおかしな調子だったという方が肯ける。肺の調子も悪く、寒い時のような頭痛もある、そしておかしな咳が出た。昼間に襲われる眠気も尋常では無かった。
地元の指数は低かったが、換気の悪そうな肉屋などでは簡単にうつる。最初からそうである。無症状の人は曝露量が多くても無症状であることもあり得るのだろう。
それでもドイツにおける抗原検査では殆ど陽性が出ていないのであるから、無用の長物で、余程ウイルスを出している人でしかPCR検査でも陽性にはならないのかもしれない。要するに健康な人にとっては質の悪い風邪引きでしかない。道理でこの二三週間は寒かった。それも来週から本格的な夏となりそうである。
ここワイン街道は十万人中の陽性者指数24.9、ミュンヘンも30.4と6月第一週に20以下になる見通しが出てきた。すると6月12日までに劇場の定員を増加できる方向へ動くだろう。可能性が出てきた。一方週末に69のスイス入出国が進展する様子が無いのでこちらの方が予定が立てられない。
ベルリンのフィルハーモニーは6月から半数を入れることが発表されたが、バーデンヴュルテムベルクのバーデンバーデンの祝祭劇場昨秋の500人が許可になっていないので、強く再考を促している。七月にはバーデンバーデンも指数20を割るだろう。コンサートとオペラの相違はその上演時間の長さと休憩の有無である。
食事を済ませてからフランクフルトからのリーダーアーベント中継を観た。マルリス・ペーターセンがお色直しを何回もして生中継ではないと直ぐに分かった。この辺りも金の掛け方が影響する。どうしてもミュンヘンと比較してしまう。
凝ったプログラムでご本人の思惑がよく出ていた。出来は若干凸凹があった。また自身の語りと言葉で全体を運んでいたのだが、我々彼女のシュヴェービッシュ訛りファンにはいいかも知れないが、ショーのようなものを期待するとまた違う。
勿論その中でもリヒャルト・シュトラウスであると歴史的な歌唱を思い浮かべたり、マルシャリンへの批評内容などをどうしても考えてしまう。この辺りが盲目的なファンには慣れない者の厄介なところで、可成り厳しい聴き方をしてしまう。
リストからアーンやデュパルクへとフォーレとフランス語の歌謡に続いて、再びレーガー、ヴォルフ、レッスラー、そして最後にマーラーの光で終えた。この曲も得意にしていたゲルネの歌唱とどうしても比較してしまう。そして余計にペーターセンは上手いなと感心してしまうのである。最後先日ミュンヘンでカウフマンが歌ったヴァークナーの「夢」がアンコールになっていた。この歌手がマルシャリンを越えて次はどの方向へとレパートリーを仕上げていくのかとふと思った。
YouTubeの視聴数は94と伸びなかった。バーデンバーデンに比べて明らかに弱いのだなと思った。確か三分の一かの会員を失ったのはフランクフルトだったと思う。決して悪い聴衆ではないのだが、街の性格柄結構薄情な感じが強い。
Liederabend: Marlis Petersen und Stephan Matthias Lademann
参照:
勘を戻して行かなければ 2021-05-20 | 雑感
世界一の歌劇場再開 2021-05-14 | 音
地元の指数は低かったが、換気の悪そうな肉屋などでは簡単にうつる。最初からそうである。無症状の人は曝露量が多くても無症状であることもあり得るのだろう。
それでもドイツにおける抗原検査では殆ど陽性が出ていないのであるから、無用の長物で、余程ウイルスを出している人でしかPCR検査でも陽性にはならないのかもしれない。要するに健康な人にとっては質の悪い風邪引きでしかない。道理でこの二三週間は寒かった。それも来週から本格的な夏となりそうである。
ここワイン街道は十万人中の陽性者指数24.9、ミュンヘンも30.4と6月第一週に20以下になる見通しが出てきた。すると6月12日までに劇場の定員を増加できる方向へ動くだろう。可能性が出てきた。一方週末に69のスイス入出国が進展する様子が無いのでこちらの方が予定が立てられない。
ベルリンのフィルハーモニーは6月から半数を入れることが発表されたが、バーデンヴュルテムベルクのバーデンバーデンの祝祭劇場昨秋の500人が許可になっていないので、強く再考を促している。七月にはバーデンバーデンも指数20を割るだろう。コンサートとオペラの相違はその上演時間の長さと休憩の有無である。
食事を済ませてからフランクフルトからのリーダーアーベント中継を観た。マルリス・ペーターセンがお色直しを何回もして生中継ではないと直ぐに分かった。この辺りも金の掛け方が影響する。どうしてもミュンヘンと比較してしまう。
凝ったプログラムでご本人の思惑がよく出ていた。出来は若干凸凹があった。また自身の語りと言葉で全体を運んでいたのだが、我々彼女のシュヴェービッシュ訛りファンにはいいかも知れないが、ショーのようなものを期待するとまた違う。
勿論その中でもリヒャルト・シュトラウスであると歴史的な歌唱を思い浮かべたり、マルシャリンへの批評内容などをどうしても考えてしまう。この辺りが盲目的なファンには慣れない者の厄介なところで、可成り厳しい聴き方をしてしまう。
リストからアーンやデュパルクへとフォーレとフランス語の歌謡に続いて、再びレーガー、ヴォルフ、レッスラー、そして最後にマーラーの光で終えた。この曲も得意にしていたゲルネの歌唱とどうしても比較してしまう。そして余計にペーターセンは上手いなと感心してしまうのである。最後先日ミュンヘンでカウフマンが歌ったヴァークナーの「夢」がアンコールになっていた。この歌手がマルシャリンを越えて次はどの方向へとレパートリーを仕上げていくのかとふと思った。
YouTubeの視聴数は94と伸びなかった。バーデンバーデンに比べて明らかに弱いのだなと思った。確か三分の一かの会員を失ったのはフランクフルトだったと思う。決して悪い聴衆ではないのだが、街の性格柄結構薄情な感じが強い。
Liederabend: Marlis Petersen und Stephan Matthias Lademann
参照:
勘を戻して行かなければ 2021-05-20 | 雑感
世界一の歌劇場再開 2021-05-14 | 音