Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

接種一回目の風景

2021-08-14 | 生活
接種一回目を終えた。13日金曜日13時で、完璧だった。その前に洗濯屋によって二着のシャツを回収する。12時30分を過ぎていたが、まだ開いていた。その近くに13時45分に出頭しなければいけなかったので、幸運だった。

車を大駐車場に乗り入れると州の接種場と誘導してあって、普段よりも容易に近くに駐車可能だった。あそこまで書いてあると用の無い人は避けて止めるのだろう。駐車したのが38分頃で二三分待った。書類を持ったお兄さんが前を通るので直ぐに分かった。

車を降りると50メートルも歩かないところに臨時のテント受付があって、予約をしているだけに待ち時間無しで、インタヴューの女医さんのところまで行った。最初から書類チェック二回と体温一回測定だけだった。消毒液で手をこするだけの余裕も与えられなかった。

希望していたような新米の若い女医さんではなかったのが残念だったが、想定していた問答よりも、ワクチンの効果のシステムを早口で説明した。紙に書いてあるものよりも新しい情報、つまり感染は二本目を打ってもすることはあるが、重病化を避ける効果はあるとしていた。こちらは証明書が欲しいだけだとは流石に言えなかった。

それ以外には最後にワクチンを打ったのは40年以上前だと答え、昨年全ての症状が出て10月まではあったので疑問に思っているというと、「今はそう思っていない」と言われて終わり。アレルギー無しもチェック無しで通されてしまった。それだけでは不安なので献血の時に過敏症で問題になったことも告げたのだが、彼女が何かを言う前に「まあ関係ないか」と言ってしまうので、何時も何も引っ掛からない。決して健康優良児ではないのだが、ただの医者嫌いだけで、問題の無いような人間に見えるのだろう。

そして一人で待っていると奥から打ち手が出て来た。袖をまくってこれで充分かと訊ねた。消毒でぱっちっと打つのだが、刺さったのはなんとなく分かっても液が注入されるのは全く分から無かったので、「用が足りたのか」と訊ねた。挿入感もへったくれもなかった。液量が少ないので針も凄く細いのだろう。歯医者で歯茎の注射に慣れているとなんともないことだ。

そして何時も写されている様に何人かの人が座っている待合室に出た。アレルギー症状が無いか座って15分待つところだが、結局腕を伸ばしたりして暫くしてから自分で時計を見て計ってチェックアウトするのだと気が付いた。時計を見た時からじっくりと15分間待っていた。兎に角何も感じないので切っ掛けをつかむのが難しかった。不安なので長めに居たのだが、後に来たお兄さんが先に出て行ったので、それに続いた。

何故か出口には保安員がいる。一体どういうことを想定しているのだろうか。あんなところで暴れる人がいるのだろうか。帰りに念のために車内クーラーを最強にして左腕を冷やした。モデルナではないので、更に一本目なので何もないとなると、これまたいつから出て来るのかも分からない。

少なくとも六時間経過しても打ったことを知らなければ何も気が付かない ― しかし筋肉のこり感は分かって来た。心拍計もして行くのを怠ったが、毎分54まで落ちていて、午後にしてはとても低い。どちらかというと反交感神経が効いている感じであるが、顔が青くなるような感じでもない。暑い筈が結構涼しくて気持ちよくなって座りながら居眠りする。この傾向ならば熱は出ないだろうか。

夕飯は弱いアレルギーの出る燻製マスを食してリースリングを飲みたい所だが、涼しくなるまで様子を見ようかと思う。一日二リットル以上のハーブティーを昨日から飲んでいる。チックアウトのところで外国でも通じる黄色の接種カードについて質問した。受付では取りに行くようなことを聞いたのだが、アマゾンで購入しても同じことも分かった。金だけの問題である。

スイスの指数が上がってきている。週末に危険地帯に指定された時のケースも考えて宿などももう一度洗い直しておかなければいけない。



参照:
なかなかいい味わい 2021-08-13 | ワイン
接種予約を取ってみる 2021-08-12 | 歴史・時事
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