Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

接種予約を取ってみる

2021-08-12 | 歴史・時事
試しに最寄りの接種センターで予約を取ってみた。すると電話が掛かって来て、今日でもいいからという。それはということで13日の金曜日に入れた。現在はビオンテチしか扱っていないというので二本ともそうなるということだった。地元の企業でありドイツ向きの配給も直接マインツからコントロールしているのでそれはそれで悪くはないだろう。

一本目はアストラゼネカでもよいかと思ったが、在庫は既に海外に流しているのかもしれない。更に今頃は年寄りはあまり打たないので問題の無い二本で揃えている方が効率がいい。モデルナの効きは良さそうだがやはり副反応が強そうなので、特別他所まで出かけて打つ必要はない。州内では既にジョンソン社のも打っているようなので、期日が迫っていて待てない場合はとも考えた。

なによりも打っても良いかと思わせたのは、二本目の期日が四週間後で、丁度時間が空きそうな週で、証明書が有効となるその二週間後を計算すると9月25日からテスト無要となる。その一週間後でもよかったかもしれないが、ぎりぎりになりそうなので、二回目を遅らせずにそれでいいとも思った。四週間の間隔が空いていればそれ程無理にならずにまあじっくり効果が出ると思う。

そうなると来週のトリフォノフリサイタル前のテストが最終になるだろうか。既に近所で予約してあったのだが、祝祭劇場前のそれも開いているようで、最終18時55分前に予約を入れておいた。やはりそこでやると一時間以上前に駐車場に入れられて、其の侭劇場に入れるので便利である。

やはりテストの面倒がその料金以上に悩ましい。10月11日までは今の体制は続くとしても、その後は明らかに不便になる。そもそも抗原検査自体に感染予防の意味は殆ど無い。社会心理的なものだろう。その意味からは行動量の多い人が接種証明を持って動き回るのは悪影響でしかない。テストをPCR検査にするというのなら価値がある。

今回の政府方針で最も興味を持ったのは、現行の新陽性者指数で35までの地域ならば、これらの所謂3G規制が運用されないのと並んで、病院のベットの切迫度でこれに当たらないとしているところだった。勿論秋にかけては更なる上昇が予想されていて、下降傾向になってからのことである。

そこで気が付いたのは、月末ドイツ側に宿泊するとしても陰性テストが必要になることだ。現在はその地域は指数21なので、月末までは35以下であるかもしれないが、適当な時刻にその街で予約を入れておこうと思う。それで日帰りで帰って来ても先ずは証明書もある。二泊三日だからそれで済む筈だ。要するにドイツ内に宿泊していても検査をしているから日帰りしてもそれで通るとしても網は張ってあることになる。

用心にもう一度調べてみた。スイス側の説明でしか見つからなかったのだが、ドイツ政府の説明が見つかった。殆ど隠してあった。つまり、国境線に住む人の往来に付け足しで日帰り旅行について書いてある。つまり国境両方向から出入りできるというものだ。昨年もネットでも話題となっていたのだが国境領域は住んでいないとその運用がよく分からないことがあって、今春でも往復した人の報告で初めてわかることがあった。

本来はスイス国境はオーストリア国境などと比較すれば複雑なのだが、ドイツ側が検査するということで二重に複雑になっている。昨夏バイエルン政府がザルツブルクに行く者はスポーティーでなければ危ないと語ったが、今年は遥かにトリッキーで、とても細かな規定がある。

結論として、宿に泊まる時にテストが必要かどうかは現時点では分からないが、そこから三日間ルツェルンへと遠足に出かける。それには証明書は要らない。しかし近道であるフランスを通ろうとすると、トランジットであることを証明しなければいけない。少なくとも往路には危なくて使えない。


写真:オーストリアへのフッセンの国境トンネル前



参照:
ビアーガルテンの規則 2021-08-09 | 料理
月末から月初めへの目算 2021-08-04 | 生活
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