バイエルンの馬鹿政治家のお蔭でスイス行きの予定が変わった。ポピュリストがベルリンの政府の帰国時の検査若しくは接種証明を強く求めたからだ。三泊でルツェルンの近郊に宿泊の心算だったが、それをキャンセルして、国境線沿いから三日間通うことにする。24時間以内の通いならばテスト免除の筈だからだ。幸いルツェルンまで国境から70㎞程しかないので往復140㎞で三回通っても420㎞にしかならない。余分に走行する距離は100㎞程であろう。
国境滞在の問題点はスイスとの出入りをその都度しなければいけないことで、通常でも税関に目を付けられ易いのだが、今回は更に抜き打ちでドイツ入国時にも抜き打ちでコントロールされる。24時間以内滞在は宿泊地と目的地を示すことで証明できるだろう。48時間以内の陰性証明ならばドイツ国内で前日の昼に受けておけばよいことになるが、予定通り三日間通うとなると二回必要になる ― そもそも抗原検査は最初の二日間なんて陽性が出ない。
音楽祭は必要ないので出来れば一度も証明書無しで通うのが良い。スイスの宿泊費用との差額は仮押さえしたところで140ユーロ安くなるので、全体の費用は安くなる。更に食料品も安くなる。重要なのは国境線での渋滞を避けることから、小さな国境を使うことで、出来れば顔を覚えて貰うようなところの方がやりやすい。
16日までは無料キャンセル可能なので、様子を見てから決断すればよい。それでも一件押さえておけば、何とかなる。実際にはスイスなどの問題では無くて、そこを経由してのスペインなどへの旅行が問題になるので、またそういう流れを抑えたいだけなので、実際の運用に関してはよく分からない。あまり明らかにしていないというのが事実だろう。あとは月末、そして月初めと大台100にならない事だけを祈る。そうなると旅行は中止となる。今日現在63.6で既に次の領域に入ってきている。
またフランスはもう頻発地域に入っているのでトランジットも出来なくなっている。態々検問を受けて迄トランジットする価値が無くなってきている。前回バーデンバーデンからの帰りに通った時の十倍に感染が広がっている。
前回ミュンヘンから戻ってきた後で、ヴィーンから持って来て貰ったワインを開けた。2019年産のソーヴィニアンブランとグリューナフェルティーニにシャドネを混ぜて作ったワインだった。その種からしてもそれほど酸が効かないのでサラダに合してみた。ソーヴィニアンブランやシャドネーの青臭さも無かったのでその辺りは上手に作っているなと思わせた。年度では無しにもう少し早い新鮮な時期に呑んだ方が新鮮感があるかとも思ったが、食事にはある程度練れている方がよいのかもしれない。
オーストリアは、土壌の多用さもあまりないので、ワイン作りもどうしても様々な工夫が必要になる。上の場合はフランス風の多種の品種のセパージュであるが、それを進めて、同じ区画で幾つもの品種を混作というのもある。ドイツ語圏の純粋品種を貴ぶ方向とは全く逆の試みである。
8月20日にトリフォノフがバーデンバーデンのリサイタルでバッハを弾くので準備しておかないといけない。そして月末にルツェルンに向かい、シューベルト、オベロン序曲、プロコフィエフ一番、スークの「夏のメルヘン」である。一日目のプログラムはヒンデミート付きで11月に二回聴くのだが、二日目のプログラムはこれが最初で最後になる。
あとは来週ぐらいにまた気温が上昇しそうなので、床屋の予約を取ろう。もう一度サマーカットにしておくと10月頃までもつだろう。愈々秋の支度になる。
参照:
ミュンヘンで決起する覚悟 2021-06-08 | 文化一般
ホームオフィースからメール 2021-05-17 | 文化一般
国境滞在の問題点はスイスとの出入りをその都度しなければいけないことで、通常でも税関に目を付けられ易いのだが、今回は更に抜き打ちでドイツ入国時にも抜き打ちでコントロールされる。24時間以内滞在は宿泊地と目的地を示すことで証明できるだろう。48時間以内の陰性証明ならばドイツ国内で前日の昼に受けておけばよいことになるが、予定通り三日間通うとなると二回必要になる ― そもそも抗原検査は最初の二日間なんて陽性が出ない。
音楽祭は必要ないので出来れば一度も証明書無しで通うのが良い。スイスの宿泊費用との差額は仮押さえしたところで140ユーロ安くなるので、全体の費用は安くなる。更に食料品も安くなる。重要なのは国境線での渋滞を避けることから、小さな国境を使うことで、出来れば顔を覚えて貰うようなところの方がやりやすい。
16日までは無料キャンセル可能なので、様子を見てから決断すればよい。それでも一件押さえておけば、何とかなる。実際にはスイスなどの問題では無くて、そこを経由してのスペインなどへの旅行が問題になるので、またそういう流れを抑えたいだけなので、実際の運用に関してはよく分からない。あまり明らかにしていないというのが事実だろう。あとは月末、そして月初めと大台100にならない事だけを祈る。そうなると旅行は中止となる。今日現在63.6で既に次の領域に入ってきている。
またフランスはもう頻発地域に入っているのでトランジットも出来なくなっている。態々検問を受けて迄トランジットする価値が無くなってきている。前回バーデンバーデンからの帰りに通った時の十倍に感染が広がっている。
前回ミュンヘンから戻ってきた後で、ヴィーンから持って来て貰ったワインを開けた。2019年産のソーヴィニアンブランとグリューナフェルティーニにシャドネを混ぜて作ったワインだった。その種からしてもそれほど酸が効かないのでサラダに合してみた。ソーヴィニアンブランやシャドネーの青臭さも無かったのでその辺りは上手に作っているなと思わせた。年度では無しにもう少し早い新鮮な時期に呑んだ方が新鮮感があるかとも思ったが、食事にはある程度練れている方がよいのかもしれない。
オーストリアは、土壌の多用さもあまりないので、ワイン作りもどうしても様々な工夫が必要になる。上の場合はフランス風の多種の品種のセパージュであるが、それを進めて、同じ区画で幾つもの品種を混作というのもある。ドイツ語圏の純粋品種を貴ぶ方向とは全く逆の試みである。
8月20日にトリフォノフがバーデンバーデンのリサイタルでバッハを弾くので準備しておかないといけない。そして月末にルツェルンに向かい、シューベルト、オベロン序曲、プロコフィエフ一番、スークの「夏のメルヘン」である。一日目のプログラムはヒンデミート付きで11月に二回聴くのだが、二日目のプログラムはこれが最初で最後になる。
あとは来週ぐらいにまた気温が上昇しそうなので、床屋の予約を取ろう。もう一度サマーカットにしておくと10月頃までもつだろう。愈々秋の支度になる。
参照:
ミュンヘンで決起する覚悟 2021-06-08 | 文化一般
ホームオフィースからメール 2021-05-17 | 文化一般