美濃戸へ車を止めたので一周になります。
八ヶ岳核心部の図はこれがわかりやすい。
am6:30に出て12:30に戻ってきたから、休憩を含めてちょうど6時間でした。
行者小屋から文三朗尾根で赤岳へ。
赤岳、横岳、硫黄岳をへて赤岩の頭をへて赤岳鉱泉へ。
この方面のメインルートです。
数年前に夏沢から硫黄岳に登った。登山者が少なく静かないいルートでした。今が登山のピークでしょう。
駐車場はいくつもあって1000円です。硫黄の小屋に宿泊すると500円。
天候が不安定だというので、硫黄小屋の宿泊はやめて日帰りです。
赤岳頂上は岩でごつごつしていて狭い。
双耳峰なんで北の頂上に頂上小屋がある。ここに泊まったら朝日や夕暮れが良く見えるだろう。
赤岳を下ったところにある赤岳展望小屋。こことて見晴らしは最高です。
正面雲に隠れかかっているのが横岳。
横岳は岩山なので通過に気を使います。
危険個所には鎖や梯子があって、思ったほど危ないわけじゃない。
ただ時間はかかります。
横岳を超えて硫黄の鞍部へおりる途中。
右のせり出したところが大同心や小同心。
岩場で危険なので近寄らないこと。
硫黄の上り下りはガレていますが、広々としてガスってなければ安全。
硫黄岳の頂上にあった避難小屋、、、実にボロく小さいけど、天候が急変し吹雪にでもなったら、こんな心強い小屋はないだろう。大きな犬小屋といったところ。天井も低く、畳2畳もないかもしれない。築60年???
ここで大休止して、持参したパン(ガーリックフランス)を食う。
だいたいコースタイムの半分くらいか。右手のピークが阿弥陀岳、真中が赤岳、左手の横に長いのが横岳。危険なのは横岳と赤岳です。
八ヶ岳は2月の積雪期に上ったことがある。下山時に阿弥陀からグリセードで降りようとして、アイゼンを外しており始めたら、日陰に入ったとたんガリガリに凍っていたので滑落しました。実に危険なことをやったもので、背負子もろとも荷物がバラバラになった。何とかピッケルで制動をかけて止まったから助かったが、一歩間違えたら雪の谷底で、春まで埋まっていただろう。若いときの話です!
映画「剣岳の点の記録」で案内人が鮮やかなグリセードで降りる映像があったけど、あれは本当にうまい人で私などは感心しまくっていました。
硫黄岳の爆裂火口。
大昔の八ヶ岳は5000mを超える富士山よりも高い火山だった。
大規模な火山活動で山体が吹っ飛び、今のようないくつもの嶺になった。
赤岳と阿弥陀の間に権現岳が見えます。文三朗ルートは赤岳と真中の中岳の中間あたりに伸びている尾根を登っていきます。急なので鎖と梯子の連続です。下山ルートには使いたくない。
阿弥陀の鞍部へ上ってから赤岳へのルートのほうが遠回りですが安全。
硫黄岳の岩屑に咲くコマクサ。
あたり一面コマクサだらけ。
他の植物が生えないところで生きているのは、強いからではなく弱いからだと言います。他の植物がいられないところでしか、コマクサは生きていけない。
スコップ持参で盗む輩を見張りましょう。
これは赤岳や横岳の岩場にしがみついていた。
硫黄岳から赤岩の頭へ降りました。夏沢峠におりることもでき、夏沢温泉や本澤温泉へ下りられます。
赤岩の頭を過ぎるとすぐに樹林帯へ入ります。
赤岳鉱泉でオリンピックの男子サッカーが韓国に負けたのを知った。赤岳鉱泉は巨大な山小屋で何人泊まれるのだろう?
赤岳から流れ出る沢の水は真っ赤です。赤と緑のコントラストがきれいだった。鉄分でも含んでいるのか?
このルートで唯一つまらないのは、この下から始まる林道歩き。暑かったらいやだ~~~。
八ヶ岳は北アルプスや、南アルプスに比べてコンパクトなんで、いろんなコース取りが安全にとれます。エスケープルートが比較的短いからです。
美濃戸へ下りてきて帰りに農場試験場へ寄り道した。農産物をゲットしに行ったのです。
美濃戸 ~ 行者小屋 1時間 南沢の森林を登る
行者小屋~ 赤岳頂上 1時間 文三朗尾根の急坂をのぼる
赤岳 ~ 横岳頂上 1時間 岩場が多く、緊張の連続
横岳 ~ 硫黄岳頂上1時間 横岳を過ぎればなだらかです
硫黄 ~ 赤岳鉱泉 1時間 赤沢の頭をこえて直接赤岳鉱泉へおりる
赤岳鉱泉~ 美濃戸 1時間 だらだらした林道で長い
5分ごとの休息を含む。
早朝6:30にスタートして12:30に降りてきましたから、歩きは正味5時間30分ぐらい。
約20kmぐらいだろうか。
午後から雨になったが、翌朝の7:00過ぎまで快晴だった。
山小屋に泊まっていればよかった。
ただし、すぐに雲が出てきて雷雨があっただろう。
下山してから南蛮連合のモトゾーさんの富士見別荘に一泊して帰る。標高1300mの森の中は涼しくてよく眠れる。
南アルプスよりはルートが整備されている。ルート上の這い松がカットもされているので足の脛に傷はつかなかった。南アルプスの早川尾根はまったく這い松が伸び放題で、ランパンだったので傷だらけになった。
鳳凰三山のパノラマ写真
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080812
今年7月の北岳トレイル・ランのパノラマ写真
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721
今年7月北岳トレイル・ラン。①農鳥岳から奈良田温泉へ下山
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721
②広河原から北岳、間ノ岳をこえ農鳥小屋まで
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721
③農鳥岳の頂上にて
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080720
2007年8月、南蛮連合恒例、富士登山
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070806
2007年8月、浅間山トレイル・ラン
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070826
2007年、7月、鳳凰トレイル記、夜叉神峠~薬師岳往復
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070729
2007年6月、箱根トレイルラン
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070623
2006年8月、奥秩父の甲武信岳トレイル・ラン
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060814
2005年、雲取山トレイル・ラン
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20050822
2004年、浅間の外輪山のJバンド・トレイル・ラン
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20040802
2012年07月28日 夜叉神峠から鳳凰三山、早川尾根トレラン
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20120729
2013年08月03日 北沢峠から仙丈岳、間ノ岳、北岳を縦走トレイルランニング