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高崎で蒸気機関車の出発式に出くわした

2018-07-02 20:18:01 | 鉄道

 上越線の水上行き蒸気機関車(SL)の出発式が高崎駅のホームであった。

高崎市長さんや駅長さん以下お偉方のテープカットだった。

何も知らないで最初に見かけたのが、古びた客車の後ろ姿、、、、前方がなにやら騒がしいので(乗り鉄テッチャンは感が良い)小走りに前に行った。

そりゃ、こんな所に古い客車があったら、前方には蒸気機関車(SL)があるのは自明の理。

それに人が多いし騒然としていたので、すぐにピーンときたのだ。

ここで走らなきゃテッチャン(乗り鉄)じゃありません。

でも前方に行ったが人が多すぎて機関車には近づけない。

子供連れが多くておいちゃんが入るスキがない。

市長さんと駅長さん、その他お偉方のテープカットに間に合いました。

なんで、こんな出発式があるのかしら。

高崎から蒸気機関車(SL)の旅は初めてなのかな???

全国各地で蒸気機関車のリバイバルで、観光列車ブームですねーーー。

列車に予約して乗る方は、このセレモニーにはいないだろうから、この集団はミーハーな興味本位の人たち。

黒光りして滑りそうな機関車の床。

D51のボイラー、胴体は太い。

秩父鉄道はC57だったし、真岡鉄道はC11だったし、大井川鉄道もC11だった。

C51はそれらと比べると、大型の蒸気機関車です。

*蒸気機関車の熱効率は3%~5%といわれている。車で最新のハイブリットだと45%です。そんなに効率が悪いかとビックリしました。蒸気機関でもピストンを使うよりタービンのほうがはるかに効率は良い。ガソリンエンジンは15%~25%でしょ。発電所のエネルギー変換率と送電ロスを考えると、電気自動車よりハイブリットのほうが優れているかもしれない。原子力は結局発熱してエネルギーを取り出すから、温暖化対策には疑問です。自然エネルギー発電以外は、すべて発熱発電ですから、、、。

約80年前の製造ということか。

各種弁やノブが所狭しと突き出ている。

連結器はシンプルな形ですねー。

長い編成になると、出発の時に遠くからガタガタと連結器の音が近づいてきました。

それが列車の音だった。

今の人にはわからないだろうなー。

最新の連結器には遊びがないものねー。

夜行列車に乗って、3等寝台に横になって寝ていると、いつの間にかどこかの駅について長ーい停車。

すると発車は夜なのでアナウスもないけど、機関車の「ぼーーー」って汽笛がひとつ。

その5秒後ぐらいに、遠くからゴトゴトゴトと音が近づいてきて、ついにがたんと機関車に引っ張られる感触がありました。

あれが列車の列車たる感じだった。

電車じゃ自走するから、それがないのだよーーー。

機関車の運転手さんと助手さんーーー。

先ほどカッコつけていた運転手さんですね。

取材でもうけている様子です。

どことなく、俳優の梅宮辰夫さんに似ているぞ―――。

出発しました。

私は隣のホームへ走って行き全体を見ようとしたら、、、駅員さんが柵を出していて阻止された。

敵は去るもの、引っ掻くもの!

報道陣らしくないものもいたが、、、。

客車は4両連結だった。

高崎ー水上、高崎ー横川間の2区間でやっているらしい。

東京近郊は蒸気機関車の観光列車が多い。

関西などあまり聞きませんねー。

福知山あたりであったかもしれない。

山口ー津和野、会津ー新潟、岩手と秋田のほうでもあったかな。

偶然ですが楽しい門出を祝えました!

高崎ー水上の上越線トリップ。

高崎ー横川の信越線。

会津からの磐越物語。

これは雪の中がいいなーーー。

銀河鉄道も冬の吹雪の中がいいなーーー。

碓氷峠の横川にミュージアムがあるらしく、今年中に行ってみよう。

いろいろ行かなきゃ、ぐーたらしてられないぞ。 

つづく


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1 コメント

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Unknown (あみん (hgn))
2024-09-04 09:22:00
>最新の連結器には遊びがないものねー。
 ですから、最近の連結器は“密着連結器”っていうんです^^

 ただ、あのアソビって、その気になれば無くせたんだそうですよ。では、なんで無くさなかったか、というより、あのアソビは必要だったんですよ。
 何十両とつないだ重い貨物列車。引き出すとき、あのアソビがないと重すぎて走り出せないそうです。一遍に全部の重量ですから。アソビがあるおかげで1両ずつ順番に引き出せるので、最終的に重い貨物列車でも走り出せるんだというコトです。
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