札幌から雪の小樽へ「鉄ちゃん」になって移動。
北海道はジーゼル列車だと思ったら電車だった。
道理で静かだ。
窓の外の雪景色を見ながらボーとしています。
若いころ、それこそ20代のころ、しばし雪山にこもっていた。
それも大きなキスリングか、背負子に荷物をくくりつけて、、、。
その背負子は日本の黎明期、登山史上の由緒あるものだった。
上の人からいただいたものだったが、10年ほど前に手放した。
東京から着てきたジャケットがインナーの生地がボロボロになっていて、札幌三越で新しくジャケットを買う羽目になった。
前のジャケットはアウトドアー用で極寒にも耐えられてそれなりだったが、2重構造のインナーが細かく分解してきていた。
外の生地は全く傷んでいないのにもったいなかった。札幌でそれを着ていたら暑くて汗ばみました。
小樽から先へ行くのはジーゼル列車で1両だけでほぼ満席。
札幌・小樽間は6両連結の電車で、札幌経由千歳までスカイライナーのように直通だった。
小樽は札幌より積雪が多い。
札幌はメイン道路は除雪がすんでいるが、小樽ではメイン道路でも間に合っていない。
憎らしい演出ですね。
泊まったホテルはVIBRANTで、昔の拓殖銀行をリノベーションしたもの。
ホテルが面している交差点は、大正時代に小樽が華々しく栄えたときには、小樽銀座だった。
周辺には日銀、第一銀行、三井銀行、三菱銀行などがある。
それらは保存されているようだが、今回は内部には入れなかった。
この拓殖銀行をリノベーションしたVIBRANTホテルの内部は素晴らしく、一見の価値があります。
その昔は海運業で小樽は札幌以上に栄えていたようだ。
ホテルロビーです。
右がエントランスで客室は左です。
階段は石造りだった。
館内散策しました。
銀行だったので地下に金庫がありました。
ここがエントランス。
朝食はここで食べました。
昭和、大正の華やかりしころの造りです。
この時期なのでお客さんは少ないようだ。
せっかく小樽に来たのなら、近代的なホテルに泊まるより、こういったリノベーション・ホテルがいいですよー。
そういえば、年始の台湾旅行も味のあるホテルでした。
ホテルの部屋について一休み。
北国の夜は早い。
もう灯がともってきた。
バスだって、えらく狭い路地から出てきた。
猫バスかな?
あっというまに暗くなります。
雪国を夜歩くのは怖いよー。
つるつるになるし、歩道が凸凹で歩きづらい。
ホテル・VIBRANTの全景です。
凍った夜の大通りは見るからに怖そうでしょー。
寒すぎて道路が凍結しているのだろうが、凍って溶けてまた凍るということがないので、つるつるではない。
運河はここからすぐでした。
私はこの青の照明が嫌いだなーーー。
なんで青のLEDを使うのかわけわかめだ。
LED業界の差し金か?さてまたデザイナーがぼんくらなのか?
小樽運河倉庫街のつららは下まで届きそう。
5mはゆうにあるぞ。
この先にビヤホールがあったが、人っ気がないでしょ。
小樽ビールの工場があって美味しいのにねーーー。
観光客の皆さんは何をやっているのーーー。
こんな所にかたまっている場合じゃないですよ、記念写真ぐらいはいいけどーーー。
ビアホールに行きなさいー!
道路には雪が山積みされています。
これを幻想的でいいなーと、言うと問題があるらしい。
雪だるまも巨大でしょ。
夜の小樽探索です。
雪が舞い夜が更けていきました。
運河倉庫街には小樽ビールのビヤホールがあるんだよー。
子供だましみたいなメルヘン交差点などという、土産物屋さんのところだけじゃなく、ぜひぜひ足を延ばしてビアホールでジョッキで飲んでほしいです。
外はマイナス7度でもホールは暖かで、ギンギンに冷えたジョッキでいっぱいですなーーー。
でもでも、よっパになったら、帰りの夜道が怖い。