桜を見に自転車で出ました。
神田川に出ようと思って途中の円照寺に立ち寄った。
円照寺は柳ザクラが見事で、ボタンの花で有名です。
ここの枝垂れ桜は手入れが行き届いて見事です。
梅の木を手入れしていた方にお話を聞いた。
梅の枝を手でしごいていて、虫でも取っているのかと思ったら、梅の花が終わって実がなる前に、実のつぼみを取っているのだそうだ。
実が大きくなると、硬く大きくなってからは取りずらくなるのだそうです。
梅の木は実を大きくするために、梅の木の栄養を取られる。
梅木のためには実がならないほうがいい、、、。
大きな梅の木を手入れするのに1ヶ月かかって、3本の木があるので3ヶ月もかかると言っていた。
お寺の本殿のガラスに映った枝垂れ桜です。
これで植えて14年だそうです。
この枝垂れ桜は、福島の三春にある有名な枝垂れ桜の子供で、もらってきたときは細くて小さな木だったが、日当たりが良く、桜の木の周りを柵を作って土を育てたら、こんなに早く、たった14年で大きくなったと言っていた。
桜の根っこは浅くて、横に広がるそうで、その上を人が歩くだけで桜には良くないそうだ。
だから、花見で桜の木のそばで宴会なんて言うのが一番桜にはダメージがある。
それで円照寺の枝垂れ桜の周りには、柵(結界)をとって土を守っています。
土が大事だそうだ。
いろいろ、お話を聞いていたら、、、庭師かと思っていたら「お坊さん」だった!
天平の伽藍をほうふつするような勇壮な枝ぶりです。
お寺の裏の墓場散策しました。
枝垂れ桜だけじゃなく、ソメイヨシノから八重、もっと色の濃い桜まであって、桜鑑賞の日数が長~~~い。
風流でしょ。
円照寺は生きたお寺さんです。
円照寺の裏に鎧神社があるので話を聞いたら、、、これがまた面白い。
日本の東京のお寺に接して神社が良くあるのは、お寺の鬼門の方向に神社をまつったからだそうです。
なんだか神仏一体みたいなことなんですね。
もっと年月が経つと、、、お寺の隅に教会ができるかもしれない。
神社仏閣とキリスト教会とイスラム教会がワンセットになったりして、、、。
日本は宗教に寛容なんですね。
円照寺も裏の鎧神社も、平将門伝説があります。
平将門をうちに藤原が円照寺で必勝を祈願した。それから討伐遠征して無事将門を打ち取って、円照寺にお礼参りをしたそうです。それで円照寺の鬼門にあたる神社が将門の首(兜)を祭って鎧神社になった。
いろいろ、由緒ある神社仏閣が大久保の地味な土地にあります。
円照寺は桜も見事ですが、本来は牡丹で有名です。
2018年3月 円照寺の桜と梅
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c6f814435d4c0cd6947814cebf4d8d1a
2014年4月 枝垂れ桜
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-a807.html
2014年5月 雨の牡丹
http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-6555.html
2020年3月 代々木公園の桜が開花
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/28c9c52fbc0c302d45b16f439906bfd8
2020年3月 ミモザとモクレン、雪柳、椿
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0fcc0da72afdde2a38bfad8b48bf8c6d
2020年3月 河津桜が葉桜になった
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/161968cb7ba486c8edf6a4e129262953
2020年2月 河津桜が満開
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e1f525ef7f6c5ceece857931b4afbe40
2020年2月 ミモザが満開
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cee7237adfc0fce3527042f6aeedbc41
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