SADE、知らないとサデ?或いはセイドゥだ。スノッブなM氏が久しぶりにCDを持ってきてくれた。女性ジャズボーカルのアルバムで、メインはJanette Lindstromというスウェーデン人。ジョニ・ミッチェルをあっさりさせたような歌い方で、勿論初めて聴く。そしてそのおまけのような形で入っていたのがSADEだったのだ。シャーデーとは読めない。
そして久しぶりに聴いたSADE、これがなかなか良いのだ。何の情報もないのでアルバムが何かはM氏に聞かないと分からないが、あの絡みつくような歌声は結構好きなのでは、と今回改めて感じた。哀切を伴った歌声とでも言おうか、昔は、この手は絶対聴かなかったが、知らず知らずのうちに歳だけは取っていて、知らず知らずのうちに固い門戸が、まるで風化したかのように緩くなってきた、のか?