久しぶりに発見した初物を。それは「純粋レール」或いは「無用レール」(純粋と無用の定義は曖昧)。最初は大して気にも留めてなかった道路を横切る鉄のラ イン。そう言えば、以前聞いたことがあるように思いよく観察すると、それは道路の端で途切れていて、その先は殆ど草むらになっていた(草に覆われているだけなのか)。逆側は、貨物列車などが停車している、現役のレールが敷設されている方に延びている。つまり、昔使っていたが今は廃線となったレールがこの道を横切っているというわけだ。道路の表面は、レールと段差がないようにアスファルトで周りを囲み通行の邪魔にならないように処理されている。多分、JRが払い下げた時レール込みで、撤去するよりは費用が安かったからこんなことになったのだろう。しかし、今となっては貴重な物件である。