ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ゆるキャラ流行り

2013年06月04日 | Weblog

 

ゆるキャラ流行りで、色んな自治体が、二匹目の泥鰌狙いで同じようなものを次から次と発表しているのだが、これだけ多くなると、どれも似たようなもので一つ一つのインパクトもなくなってるのが現状だ。一つ当たると直ぐ真似るというのは、自治体に限ったことではなく、企業も普通にやることだが、どうしても二番煎じの感は否めないし、大体成功しない。

そもそもゆるキャラというのは、狙ってやるものではなかった。作る側は本気でいい(可愛い)ものと思ってたものが、見る側からするとなんだか変と感じ、だが何故か心惹かれるといった類のものだった。一生懸命考えて残念な結果の、その過程を含めたところに哀愁をも感じたのがそもそものゆるキャラに対しての見方だったのが、今は最初からゆるキャラ狙いだ。当初のゆるキャラファンは、今の状況にはある種のあざとさを感じているはずだ。

自治体のゆるキャラに対しては、一過性の人気に過ぎないという一言しかないのだが、その一過性だけでも人気があれば話題になれば良しというのが自治体の一般的なスタンスで、例えば、連続テレビ小説或いは大河ドラマの舞台になるというのも同じく一過性なのだが、各自治体ににとっては物凄く大きな魅力であるのだ。

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