ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

巣を発見

2014年04月03日 | 生き物 自然

先週行った高原の池に再び行くと、この一週間で氷はすっかり解けていた。

 

 

その帰り、車で走ってる時に何気なく空見上げると、猛禽類が一羽、青空を気持ち良さそうに旋回していた。

 

 

どうせトンビだろうと暫く見ていると、どうも姿が違う。トンビにしては小太りで、そうなると尾羽を確認しなくてはと、ずっと目で追う。どうやらノスリのようだ(推定というか他は未だ見たことがないので知らない)。結構低空を滑空するので、これはシャッターチャンスかと車を脇に止め土手を上り、その上の畑で待ち構えた。が、こうなるとなかなかいいところには出てくれない。その内姿も見えなくなり引き上げようとして、ふと林の方に視線を向けると、木と木の合間に巣のようなこんもりしたものが見えた。ひょっとして巣だろうかと近付くと、益々巣のように見える。暫く目を凝らし観察してると、突然そこから猛禽類が飛び立った。そんな瞬間を写真で撮ることなど出来るはずもなく、呆然とそれを見送るだけだった。周りは畑で、民家がポツンポツンとあるような環境で、林も奥深い密集した状態ではなく同じようにポツンと取り残されたような林だ。こんな身近な所に巣を作っていいものだろうか、と疑問に思いながらも、良いものを発見した喜びにちょっと浸った一日であった。

 

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