ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

モツバーガー

2017年02月18日 | 食べ物


この前シチリア料理を売りにする店で、モツバーガーを食べた。これはシチリアのファストフード、郷土食でモツは脾臓ということだ。予め調理した脾臓を薄切りにしてラードで焼きそれらをパンで挟み、リコッタチーズなども挟んだりというのが現地での食べ方らしい。そこで食べたものもほぼ現地スタイル(多分)。で問題の脾臓の味は、何せ初めてなので本来そういう味なのか分からないのだが、食べたものはレバーを更に臭くして繊維質にした感じ。はっきり言って旨くない。かなりクセが強い。想像するに、これはシチリアという貧しい土地の全てを無駄にしない故に生まれた食べ物ではないのか、と思う。因みに脾臓は、血液を浄化したりする器官で、血が集まりやすいところのようだ。血臭いのはそのためか。
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