ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

蝶と蛾の文化

2017年10月03日 | 生き物 自然




一枚目が秋に目立つウラナミシジミで、二枚目は見かけは殆ど蝶のイカリモンガという蛾。飛び方姿も蝶なのだが蛾。そんな好意的に捉えられる傾向にある蝶と、忌み嫌われがちの蛾の差だが、生物学的には違いがないということらしい。誰が見ても蛾というのはいるが、このイカリモンガのような蛾も存在する。実際、蛾と蝶で大騒ぎする(極極一部の間で)のは日本くらいだと聞いたこともある。しかし、こんな蝶と蛾の世界でも見られる、自然の中の微妙な差異を楽しむというのは、実は、日本文化の基層をなしているのだ(と、敢えて断定)。
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